生活指導(小学部)
2月14日(木)の5時間目に、小学生全員に生活指導を行いました。
物をあげたりもらったり、物の交換をしたり、または、人の物を取ってしまったり・・・。 物にまつわるトラブルは、今も昔も変わらず起こりえるものです。 あとわずか1か月半で、進級進学の時期になります。 ワクワクドキドキ、気分がフワフワ、新しい持ち物が嬉しい季節がやってくる前に 小学生全員で物にまつわるエトセトラを考えました。 小学校の先生たちが、4つのケースを演じます。 【ケース1】欲しがるパターン 友だちに、シャーペンをちょうだいとねだられて、あげてしまったことがきっかけになり、 何人もの友だちにいろんなものをあげなくてはいけなくなったというケース。 【ケース2】あげたがるパターン 「これ、あげる。」といろいろな友だちにボールペンをあげたり、消しゴムをあげたり・・・。 みんな喜んでくれるから、仲良しなんだと思っていたら大間違い。 物の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりに離れていく友だち。 どうしてこうなっちゃったんだろうというケース。 【ケース3】 見たいDVDを持っている友だちと自分のDVDを交換。 数日後、やっぱり大切なDVDだと気づき、交換の取り消しを求めたけど、断られてしまい困ってしまうケース。 【ケース4】 つい、ちょっと、と魔がさして、友だちのマグカップを盗んでしまう。 その友だちは、大切なマグカップがなくなって落ち込んでいる。 その様子を見て、正直に言いだすべきか、いや、怒られるのはまっぴらだ。黙っておこう。 いや、やっぱりそれはダメだよな。と葛藤するパターン。 先生たちの演技力のおかげで(?)子どもたちからはたくさんの意見が出ました。 「最初から物のあげあいせんかったらよかったのに。」とか、「人の物は、とったらあかんわ!」とか、素直な気持ちを伝えてくれました。 大きくなっても、その素直な気持ち、忘れずに持っていてね。 ブックトーク(小学部)
2回目の学校図書館補助員さんによる活動「ブックトーク」がありました。
この日は「バレンタインデー」ということもあって、それに関連する本を何冊が紹介していただきました。 子どもたちは、本の紹介をとても興味深く聞いていました。 自分が読んだことがある本が紹介されると、「これ読んだことある?」とか「最後〇〇で終わるんやで?」など、うれしそうに話す子どももいました。 来月に第3回の活動がある予定ですが、子どもたちも教職員もとても楽しみにしています。 中学部生徒朝会ある日の昼休みの話です。 昼休みの運動用具貸し出しのために、グランドにある体育倉庫のシャッターを開けに行くと、倉庫の中に砂が上がっていることが気になり、掃除をしていた時です。 小学生が倉庫に向かって走ってきました。すると、倉庫の前で立ち止まり、砂を払ってから倉庫に入って道具をとっていったそうです。 この姿をみて、「この小学生は、私が掃除をしていることに気づき、少しでも砂を上げないようにと心を配ってくれたのだと思い、そして勇気をもらった」とおっしゃってました。 みんなも、他人のことを考えることができる優しさは持っています。その優しさを行動に移していきましょう!! アートセラピー (中学部)アートセラピーでは「これを書こう。」などといった具体的なテーマの設定はしません。 頭で考えずに、心のおもむくままに描く、心のアートといえます。 さらに、利き手だと頭で難しく考えてしまうため、利き手とは逆の手で描くのが望ましいそうです。 今回対象となったのは、芸術性豊かで美術の授業が大好きな中学1年生。 普段とは違う、逆手の使い方に苦戦する人や、その難しささえも楽しむ人もいて、一人一人が真剣にかつ楽しく取り組んで、素晴らしい作品を作り上げてくれました。 アートセラピーを通して生徒たちはまた一つ、自己表現の方法を身に付けることができたと思います。 防災学習「きみならどうする?」(小学校)
2月13日(水)、小学校では防災学習を行いました。
「きみならどうする?」ということで、 「大きな地震が起きたとき、どのように判断・行動すればよいのかを考えること。」 「災害に備えるために必要なことを考え、防災に対する意識を高めること。」 この2つを目標に、小1〜小6の小学生全員で取り組みました。 まず、初めにNHK for school の「学ぼうBOSAI シンサイミライ学校」を見て実際に大きな地震が来たときに自分はどうするかを考えました。 小グループに分かれて意見を出し合い、全員でいろいろな考えを共有しました。 次に、「もしもに備える防災クイズ」をしました。 みんな積極的に手をあげて、自分の考えを発表できました。 最後に「防災カルタ」を小グループに分かれて楽しみました。 楽しみながらも大切なことが書かれているカルタを読むことで、自然と災害のときにどうするかの意識が高まりました。 災害なんて起こらないにこしたことはありませんが、こればかりはいつどこで起きるか誰も予想できないことです。 備えあれば憂いなし。しっかりと「もしも」のときに備えておきましょう! |
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