昨年度に続き、市岡小学校では「道徳」の研究に取り組んでいます。
【平成30年度 道徳科授業研究の視点】
○指導者が明確な意図を持って指導することが大切。
○ねらいの設定
→昨年度に引き続き、1時間で変容可能なものになっているか。
新たに、評価へつながるものになっているか。
○考え、議論する道徳
考える→主体的に自分との関わりで(1・4・5)
議論する→多様な感じ方、考え方との出合い交流する。(2・3)
1自分の考えを持つ。(主体的な学び・・・真剣に考える。)
2少人数、全体で話す。 3友だちの意見を傾聴する。
(対話的な学び・・・ともに語り合う。)
4もう一度一人で考える。 5自分事としてとらえる。
(深い学び・・・自分事として考えを深める。)
・登場人物に自分を置き換えて
・問題点を自分の事としてとらえる
・日常生活、学校生活を想起して
・自分の生活を見つめ振り返りながら
・自分だったらどうするか
○多面的・多角的な見方とは
・道徳的価値の様々な面を考えている。
・道徳的価値をささえる様々な面を考えている。
・様々な登場人物の立場で考えている。
・自分の考えと友だちの考えを比べて考えている。
・変化する気持ちを考えている。
・人間の弱さや強さ等をとらえて考えている。 など
さて、今年度、第3回めの授業研究会を行いました。
今回、授業を行ったのは、2年1組。
主題は「あたたかい心」(学習指導要領の内容項目 B(6)親切 思いやり)で、教科書の「くりの み」を教材にしました。
授業の内容はあたたかい感じのものでした。子どもたちもよく考え、発言していました。
研究討議会に関しては、すこし討議の柱がぼやけてしまい、私たち自身の意見の交流が活発に行えたとは必ずしも言えないかなと感じました。
指導講評の、大阪市教育センターの矢野 操 先生のお話を伺って、すきまがピタッと埋まった感じでした。
研究活動ってむずかしい。でも、よりよい授業づくりのため、子どもたちのため、さらに頑張っていきます。