１月23日に身近な国の文化に親しむ週間の取り組みをしました。
　ミーティングルームで紹介されている服や楽器、遊び道具を、実際に着たり、演奏したり、遊んだりすることで、子どもたちは自然とその国に対する興味を深めた様子でした。
　ミーティングルームの中では、韓国やインドの衣装を身に着けたり、コヌやユンノリという盤上のゲームを楽しんだりしたほか、韓国の楽器を演奏しました。

　風邪やインフルエンザが流行る季節ですが、多くの子どもたちが寒さに負けず、業間かけ足に参加しました。子どもたちは業間かけ足の記録表を見ながら、「天皇星までいきたい！」「がんばって走ってゴールするぞ！」と目標をもって走っていました。最終日には「がんばったよ、先生！」「やりきった！」とたくさんの子どもたちが笑顔で教えてくれました。

　アイマスク体験の後、講師の先生のお話を聞きました。先生の体験を聞き、盲導犬のことや障がいがあってもできること、障がいがあることでできないことでも手助けや工夫をすればできることをお話していただきました。子どもたちからの質問にも丁寧に答えてくださり、お話を聞いた子どもたちからは「今までどうしたらいいかわからなかったけれど、今日勉強したから声をかけられると思う」という意見が上がっていました。

　講師の先生方から正しい手引きの仕方を教えていただいた後、子どもたちはアイマスク体験をしました。アイマスクをつけると、「前が見えない！」と言いながら、足でゆっくりと点字ブロックをたどり、ペアの友だちに手引きしてもらって、体験コースを歩きました。「一人やったら、最後まで行かれへんかったと思う」「町の全部の道に点字ブロックがあったら、安心して出かけられるのになぁ」という体験したからこその意見が出ていました。

　1月24日、福祉体験学習をしました。講話講師の先生や中部地域包括支援センターの先生、東淀川区社会福祉協議会の先生に来ていただき、アイマスクを使った体験や、先生のお話を聞く活動をしました。
　「まちの中で、目の見えない人が道に迷って困っています。どのようにお手伝いしますか？」と問われて、子どもたちは「道案内をします！」と答えていました。続けて、「では、歩くお手伝い（手引き）するときに、どうしたらいいですか？」と問われると……どうしたらよいのか悩んでいる子どもたちもたくさんいました。「手を引っ張っていく」「声をかけたらいい」など真剣に考えて意見を発表していました。講師の先生方から正しい手引きの方法を教えていただくと、「なるほど！」「そうしたらいいのかぁ」と納得の声が上がっていました。