3月4日 放送朝会校長講話 3月6日は、24節気の「啓蟄(けいちつ)」です。(冬籠りの生き物が、春の暖かさを感じて、冬ごもりしていた虫が外に這い出てくるころのことである。「啓」には「ひらく、開放する、(夜が)明ける」などの意味、「蟄」には「冬ごもりのために虫が土の下に隠れる、とじこもる」という意味がある。) 土曜日は、防災訓練で様々なことを学んだと思います。東日本大震災から、8年が経とうとしています。津波、震災後の生活の避難生活の様子が映し出されました。いまだに、行方不明者が多数おられ、避難生活が続いています。水も電気も使えない。ごはんが、満足にない。届いた物資も少ししかなく、体育館に避難した人に配ることにもたいへん困ったそうです。 ひとたび、大災害が起こったら、日ごろの当たり前の生活ができないということです。物がないのが当たり前と思うと、自分の生活が、様々な人や物に支えられていることが分かります。我慢することがたくさんあります。好き嫌いなどを言っている場合ではありません。「互いが譲り合い」「お互い様」という心が、昔から日本の文化として受けつがれています。日頃から周りの様々なことに感謝の気持ちを忘れてはいけないということです。 3年生・4年生は、アイマスク体験で優しく介助された時に、とても頼りになり安心して歩けたと思います。困っているときに、自分の周りに、優しく支えてくれる人が、こんなにいると思うととても安心します。災害が起こったときに、人を思いやる心が、大切になってきますが、これも日頃から、周りの友達や身の回りのひとのことを考えて行動することの積み重ねが必要です。 備えあれば憂いなしです。毎日の生活の一つ一つを大切に考えて過ごすように心がけましょう。 3月2日 土曜授業 防災訓練各活動の様子をフォトギャラリーで紹介します。 土曜授業 防災減災訓練土曜授業 防災減災訓練土曜授業 防災減災訓練 |
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