進路学習について(中2)同日に3年生の公立一般選抜があったこともあり、開始からしっかりと自分のことと捉えて授業を受けることができていました。また、園からも職員の方々が来てくださり、生徒とともに進路について考える機会になりました。 まず始めに、「就きたい仕事や夢」にテーマを絞って授業が展開されていきました。 具体的なイメージを持っている生徒、まだイメージを持てていない生徒と様々でしたが、来年の今頃には受験があり、「就きたい仕事や夢」をイメージすることが進路選択の第一歩だということで、前向きに授業に取り組んでいました。 基本的な受験制度や、進路決定までのスケジュール等を確認し、少しでもイメージを持てるようにと、学校紹介の動画等を視聴してイメージを膨らませていきました。 学校一覧表を見て、学校の位置や特色、そして進路先などを確認していると「この高校ってどんな学校ですか。」 「○○科ってどんなことを学ぶのですか。」 といった声が自然と聞こえてきました。 興味を持って自分自身で情報を集め、進路を選択していく第一歩としてはとても充実した時間でした。 今後も継続的に進路指導を行い、自分自身で未来を切り拓いていく力の育成をめざしていきます。 全校集会の様子今日の全校集会での校長先生のお話は「命」についてのお話でした。 岩手県の大槌町には「風の電話」と呼ばれる電話線の繋がっていない黒電話と、1冊のノートが置かれた電話ボックスがあります。 来訪者はその電話ボックスで、亡き人に思いを伝えたり、ノートに気持ちを書いたりされます。 今岡校長先生は子どもたちに震災の被害の大きさと、この「風の電話」について紹介され、この「風の電話」を毎日利用している方のお話をされました。 この方は、震災で家族を亡くして喪失感に苛まれ、生きる気力を失っていました。しかし、炊き出しで受けた恩に生きる活力を見出し、命や支えてくれる人に感謝して前向きに生きることができるようになったそうです。するとそれまで、「風の電話」で伝えていた喪失感や悲しさが、「ありがとう」や「がんばるからね」などの感謝の言葉や前向きな言葉にかわっていきました。 生きるということは辛いこともたくさんありますが、生きている限り様々なことができます。 少し振り返ってみても、私たちは様々な人々の「支え」によって生きています。 校長先生はこの話を通して「目前に控えた卒業式は、これまで支えてくださった方々に感謝の気持ちを伝える機会です。」とまとめられました。 震災を振り返ることで「毎日、当たり前に生きていけることに感謝する。」ということを再確認することができました。 残された時間今週末からは、いよいよ式の練習も始まります。 3年生達が登校するのもあと7日。一週間分となりました。 進路が決まり、高校生活に期待を膨らましている人もいれば、入試を目前に不安でいっぱいの人もいますが、教室でこの仲間と顔を合わせられる時間もあと少ししかありません。 中学校生活を最高の形で締めくくれるように、残された時間を楽しみ、悔いのないように過ごしてほしいと思います。 中学部生徒朝会学級委員会・・・1年間の最後に向けて、より授業を大切にしよう 美化委員会・・・最後なので、教室をぴかぴかにしよう。 図書委員会・・・図書室を大切に使おう 保健体育委員会・・・卒業式の練習を頑張ろう 続いて、漢字検定の合格者に今岡校長先生より、合格証の授与が行われました。 その後、学級委員会より「チャイム着席最優秀クラス」の発表があり、学級委員長より賞状とカップの授与が行われました。 最後に、図書の貸し出しについての連絡と、学校生活上の注意がありました。 今日の生徒朝会は、内容が盛りだくさんでした。少し長くなりましたが、最後までしっかりとした姿勢で話を聞き、とてもよい雰囲気で朝会を行えたと思います。 全校集会の様子卒業式まであと8日、「当たり前の日常」との別れも、もう目前です。 厳しかった寒さが少し和らぎ、春雨がしとしとと降る気候に春の到来を感じさせます。 さて、今週もスタートです! 全校集会ではまず始めに、今岡校長先生のお話がありました。 今週から始まる卒業式練習に向けて、中3、小6に励ましの言葉をかけてくださいました。 また、感動的で思い出に残る卒業式に向けて 1、大きな歌声 2、キビキビとした態度 3、心 と、3つのポイントを示されました。これらのポイントを練習から意識して、卒業式を作り上げてほしいと思います。 次に、今週の生活目標の発表を井野先生が説明して下さいました。 今週は「1年間をふり返ろう」です。 自分たちの成長を確認するためにも、ふり返りはとても大切です。この1年間で、できるようになったこと、来年度に頑張りたいことなどを整理して、これからの成長に活かしてほしいです。 |
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