71期生最後の全校集会卒業式を明後日に控え、71期生を含めた全校生徒が集合する機会はこれが最後になりました。3年生は昨年から今年にかけて、この「最後の〜」という言葉を何度も聞いたと思います。特に今年度は「平成最後の〜」という言葉も盛んに使われたため、例年の3年生以上に耳にしたことと思います。 「平成最後の」という言葉は、その出来事はこれからもずっと続いていくという意味になりますが、3年生にとっての「最後の」「中学最後の」は、本当に、もう一生同じ出来事はありませんよという意味になります。明後日までの、そういった、本当に最後の一つ一つをしっかり胸に刻んでほしいと思います。3年生だけではなく、1・2年生も中学校の3年間の大切さを改めて感じてもらえればいいなと思います。 最後ではない、いつまでも忘れないでほしい、改めて胸に刻んでほしいという意味で、3月11日を中心に、8年前の東日本大震災を振り返り、犠牲者を追悼する様々な行事が行われています。失われた命が戻ってくることはありません。しかし、生きている者が一生懸命に生き、命を大切にし、多くの命が失われたことを忘れないことはできます。それが大きな意味を持ちます。そのことが、自然災害が繰り返し起こっても、「想定外」や「人災」をなくしていくことはできるはずだと、誰もが考えることにつなげていけるのです。 卒業生を送る会卒業式を控えた3年生が1・2年生と同じ場に集う機会は、この日と来週の全校集会だけとなりました。1・2年生代表の贈ることばと歌の贈り物、そして、3年生からの別れのことばと歌の贈り物がそれぞれ届けられました。最後に3年生に贈られた花束は、1・2年生が作成したもので、卒業式当日に卒業生ひとりひとりの胸ポケットを飾るものとなります。温かな拍手が何度も体育館全体に響きました。 いよいよ来週の月曜日には、公立高等学校の一般選抜入試が行われます。本校性が実力を出し切って頑張ってくれることを期待しています。 読書量上昇中西成区で行っている読書活動推進事業で年間の読書量が多かった人の表彰状を伝達しました。 成南中学校では朝の読書活動の時間に読んだ本と図書室で貸し出しをした本の冊数を合わせて報告しています。今年度は3年生が1学期の終盤から朝学習に変更したため、1・2年生の分だけで報告しましたが、昨年度より大幅に増えて、7名の人に表彰状が届きました。4月以降で100冊以上読んだ人も3人いました。 3年生を含めて、これ以外にも自分で読書をしている人は多いと思います。読書は心の栄養補給に最適です。これからも積極的に本に親しんでいきましょう。 1年生 職業講話 |