全校集会 校長講話
お早うございます。
今日は「読書による疑似体験で何倍もお得?! −読書の勧め−」です。 纏まった時間がなかなか取れず寸暇を繋げては読書に勤しんでいます。小説・評論・エッセイ等何でもござれと、気に入ったものは手当たり次第です。最近、偶々手にした出口汪著「源氏物語が面白いほどわかる本」に嵌ってしまいました。この本、偉い大学教授の専門書でも、有名な小説家の現代語訳でもありませんが、著名な予備校の先生が古典のイロハすら知らない素人にも「源氏物語の面白さ」が分かるように心掛けたと注釈にあるように、ついつい読めてしまいます。若い頃には、源氏物語等、ただの女性にだらしない男性の話だと思っていましたが、海千山千の体験を経たせいでしょうか、「そうそう。そういうことってあるよねぇ!」とか、時代背景が違っているので「えっ?それはないんじゃないの!」とか、千年前の平安時代と現代とが瞬時に交錯して、時空を縦横無尽に行き来しているような錯覚に陥ります。大和和紀さんの「あさきゆめみし」を読んで「源氏物語」のストーリーを知っている気分になっていましたが、何か本格的に読みたくなって、サントリー学芸賞に輝いた山本淳子著「源氏物語の世界 一条天皇と后たちのものがたり」を、この勢いで読んでみようかと張り切っています。 斯くして、毎々、気の向くまま、手に取った本で自分の世界を広げ、疑似体験を楽しみ、一度きりの人生が何倍もお得、と自負しています。 皆さんも1日10分でよいので図書館に来て、人生を豊かにする本を手に取ってみませんか? 読書に勤しんでみませんか? かすがてらこやのお知らせ学校元気アップ通信(2号)
学校元気アップ通信(2号)を掲載いたしました。
ご一読ください。 土曜授業 5月12日2時間の授業後、PTA総会がありその後2・3年生において一泊移住・修学旅行の説明会がありました。 研究授業1 |