大阪市立科学館から講師の方が来てくださり、偏光板を使った実験をしてくださいました。まずは、筒の真ん中に黒い紙が張られているのにピンポン玉や腕が通り抜けてびっくり。その正体は偏光板で、なぜそのように見えるのか、理屈を説明していただきました。次に、偏光板の上にセロテープを張ったものを照明の上に置き、それを自分が持っている偏光板を通してみると、キラキラいろいろな色に輝いて見えるではありませんか。みんな、「すごい」「すごい」を連発。その後、デジタル時計やパソコンの画面の液晶にも偏光板が張られているということを聞くと、「家に帰って、はがしてみよう。」と言う子が。慌てて、「簡単にはできませんよ。」「勝手にせず、おうちの人に話してからね。」と注意をする一幕も。3D映画の眼鏡にも使われているといった話を聞いて、身近なところに存在していたことを知り、驚きました。科学に対する興味・関心が深まった1時間でした。機会があれば、是非、大阪市立科学館へ足を運んで、巨大な偏光板アートをご覧ください。