別の美容師さんは、お客様の悩みを聞いてあげることができれば、仕事として成り立ちますと話されました。
職業観についての生徒の質問に対して、美容師さん自身は、技術的な技量は到達できていますが、髪を乾かすなどの単純作業は、好きではないとのことでした。

最後に生徒たちが髪を巻いた時の、器具・道具を一緒に片付けていました。

男性美容師さんのお話は、やりがいと夢のある仕事です。自分の技量でいくらでも稼げる職業です。
髪の手入れで大事なことは、濡れたままほっておくと雑菌の巣となってしまいます。濡れた髪は乾かすことで、美しい髪が維持できますとのことでした。

生徒の皆さんをモデルにし、腰痛、肩こりの仕組みなどを分かりやすく説明していただきました。
背中の姿勢は、胸を張るような姿勢をすること。足を組んだ時は、左右の肩が水平になっていないので体のバランスが悪くなり、肩こりの原因になるとのこと。実際の施術を体験し、生徒のみなさんも興味を持って聞いていました。

カメラマンになるには資格は必要ないこと、100%実力の世界であること、カメラマンの種類、必要な能力といったことなどについて話していただきました。
使用しているカメラの値段、メインで使用するカメラだけでなく、予備のカメラやストロボ、電池などが入ったバッグの中身を見せていただき、その重さなども含めてとても興味深いものでした。

最後に、好きなことを見つけて、それを仕事につなげて欲しいということをおっしゃられていました。

本日の職業講話では生徒たちはお聞きしたことを、ワークシートに各自まとめていました。

負けず嫌いな性格がラグビーを続ける原動力となっている。高校時代はみんなと同じことをしていてもダメだと思い、ご飯を丼3杯食べて3年で体重20kgアップした。休みの日でも自主練習を休まず練習していた。

勉強でもスポーツでも自分が決めたことをやり続けてほしい。プロの中でもやり続けられない人がいる。頑張ってくださいというお話でした。