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感嘆符 スクールソーシャルワーカー

 子どもは成長していく上で、学校において教員に加え、多様な価値観や経験を持った大人と接したり、議論したりすることで、より厚みのある経験を積むことができます。そのために、「チームとしての学校」が求められており、学校図書館補助員スクールサポーターのほかにも、スクールソーシャルワーカー(SSW)が専門スタッフとして学校をサポートしています。

 SSWとは、教育と福祉の分野において専門的な知識・技術をもつ人で、 問題を抱える子どもが置かれた環境への働きかけや関係機関等とのネットワークの構築、連携・調整などを行います。北区役所子育て支援室にはSSWが常駐しており、各学校の支援に当たっています。
 本校には、毎週水曜日にSSWが来校し、子どもたちの支援に当たっています。

 

数学する心 −メビウスの輪−

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 12月3日(月)、児童朝会での校長先生のお話は、「メビウスの輪」でした。
 メビウスの輪は、細長い帯を1回ねじって両端をはり合わせたときに、表裏の区別ができない連続面となる図形のことです。

 朝会では、1回ねじったメビウスの輪にマーカーで線を引いて表裏の面が区別できない(写真左)ことを確かめた後、校長先生がその線に沿って、はさみを入れました。ねじらない輪ならば、当然、切り離されて2つの輪ができます。さて、1回ねじったメビウスの輪では、どうなったでしょうか。結果は、写真中のとおり。一つの大きなねじれた輪ができたので、みんな、びっくりです。
 最後に、2回ねじった輪(写真右・2回ねじったものは「メビウスの輪」ではありません)を作って、これならどうなるでしょうかという問題が出されました。しかし、その場で確かめはせず、答えは教えてもらえませんでした。実際に、自分で試してみて、できたら校長室に報告しにきてくださいと話され、朝会は終わりました。

 朝会後、まつぼっくりを三角フラスコから出す問題の時と同じように、たくさんの子が校長室に自主学習ノートを見てもらいにやってきました。2回ねじった輪にはさみを入れると「え〜!?」という結果になります。中には、3回ねじった輪でも試した子がいました。このように、自分で試してみること、そして新たに課題を見付けるということが大切なのです。さて、2回ねじった輪にはさみを入れるとどういう結果になるのでしょうか? この記事をお読みのみなさんも、一緒に考えてみてください。

  ちなみに、まつぼっくりの問題の答えは、「フラスコの中に水を入れる」です。まつぼっくりは、水分を含むと、開いていたかさを閉じるのです。職員室前に置いていたまつぼっくり入りのフラスコに、実際に水を入れて実験するなど、多くの子どもたちが答えを見つけました。

睡眠の大切さ −北区学校保健協議会保健大会講演から

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 11月29日(木)、新豊崎中学校を会場に、北区学校保健協議会保健大会が開催されました。学校保健協議会は、学校保健の振興を図るとともに、その推進運営に寄与することを目的とした組織です。
 大会では、理化学研究所健康計測解析チーム・チームリーダーの水野敬先生から「眠りから育む 子どもたちの健康−学習意欲と脳機能発達」という演題での講演がありました。先生が強調されたのは、以下のことです。

 夜更かしによる睡眠不足は疲労の蓄積を生み、その結果、学習意欲が低くなり、注意力も低くなります。そうなると、脳の力が低下して、授業もよく分からなくなってしまいます。
 この疲労の蓄積を防ぐためには、睡眠が大切です。しかし、夜に強い光を浴び過ぎると、睡眠が妨げられます。そのため、テレビや動画の見過ぎ、パソコンやスマートフォンの使い過ぎには注意が必要です。

 また、朝から食欲を高め、朝食をしっかりとることや、学習の様子から「ほめる」ことを大切にすることもお話されました。「早寝・早起き・朝ごはん」が言われるのは、このような科学的根拠があるんだということがよく分かった講演でした。

 

「がんばる先生支援」グループ研究発表会

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 11月28(水)、「がんばる先生支援」グループ研究発表会を実施しました。研究主題は、「主体的に課題解決に取り組む子どもの育成 −生活・総合における協同的な学びを通して−」です。
 1年1組の生活科「つくって あそぼう」の授業を公開した後、全体会を行い、本年度の研究について発表しました。その後、公開授業について研究討議会を持ちました。参加者の中には幼稚園の先生もいて、幼児教育の立場からの意見を聞くことができ、また幼小接続についても話題にのぼりました。
 続いて、関西学院大学教授 佐藤真先生に公開授業について指導講評していただいた後、研究主題と同じ演題でご講演いただきました。佐藤先生は、中央教育審議会専門委員で、演題について非常に分かりやすくお話してくださいました。
 参加者からのアンケートからは、「公開授業では研究の視点が活かされていた」、「研究討議会で互いの考えを伝え合い、深めることができた」、「指導講評・講演会により理解が深まった」、「研究発表会の内容は、指導の参考になった」という意見をいただきました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

6年 天満中学校授業体験

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 11月28日(水)、6年生が天満中学校を訪れ、中学校の授業を受ける体験をしました。進学すると一緒に学習することになる扇町小学校・西天満小学校の児童との合同の授業体験です。
 名前が変わったり新しく始まったりする教科、数学(写真上)や英語、美術や技術(写真中)などの授業も体験し、小学校の教科とよく似たところや異なるところを実感しました。中学校での学習に不安を抱いていた児童も、中学校の学習が小学校の延長にあることが分かり、安心したようです。
 また、授業体験に先立って行われた生徒会による天満中学校の紹介や、部活動紹介(写真下)にも興味をもったようです。早速、「何部にしようかなぁ」と悩んでいる子もいました。

 2学期になってから、6年生は体育大会や文化活動発表会の合唱コンクールを見学させてもらっています。今回は授業体験をさせていただいたので、徐々に中学生になる心構えも芽生えてきています。来春、中学生としてよいスタートができますように、これからも中学校と連携を図りながら指導に当たっていきたいと考えています。
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