修了式各学年の生徒代表に修了証を手渡しました。71期生が巣立っていったあと、1・2年生もまもなく2年、3年へと進級します。 私たちは日常的に様々なできごとや誰かの声掛けなどに反応し、また自分の欲求をどうコントロールするかを含めて自分で判断して行動しています。起立する、座る、あいさつするといった簡単な行動も、誰かに指示されたからするのではなく、そうすることが必要、正しい、と一瞬で判断して行動しているはずです。何も考えずに誰かの言いなりになる、誰かに指示されるまで待つ、というのは正しい判断とは言えません。もちろん、自分勝手にしゃべりたいからしゃべる、動きたいから動くというのも、間違った判断ですよね。春休み期間には、この1年間を振り返り、様々な場面で自分なりに考えて行動していたか(もちろん勉強やいろんな努力をすることも行動のひとつです)、その判断が間違っていなかったか、考える機会を持ってほしいと思います。そうして、新たな1年間にこんなことをしていきたい、といった目標も持ってもらえればなによりです。 この1年間には、私たちの住む地域ではこれまでになかったほど、災害に見舞われました。大阪北部地震と立て続けにやってきた激しい台風。豪雨もありました。台風が去った翌日まで本校の臨時休業を指示されたのはおそらく初めてのことでした。災害への備えや、災害時の行動についても考えることができたと思います。 新しい年度は、また別の特別な年となります。中学2年・3年として歩んでいきましょう。4月の初めには、新たに74期生が入学してきます。次に皆さんとここで顔を合わせるときには1年生が加わっています。皆さんもぜひ、元気な顔で集合してください。 2019年度前期の生徒会役員の認証を行った後、生徒指導主事の先生よりお話がありました。一つはあいさつや人の顔を見て受け答えすることの大切さは大人になっても変わらず、例えば就職のための面接試験などの合否にも影響するということ。そしてもう一つは、ルールを守ることが自分を守ること、命や安全を守ることになるというお話でした。 1年生 職業講話 お礼の感想みんなの感想をとても喜んで下さり、中川さんからのお返事ではみんなに伝えたいことも入っていたので紹介します。 みんなの感想を読んでいて印象的だったのは、当日の質問にもあった「仕事をしていてしんどくなること・辞めたくなることはないのですか?」でした。「些細なことで学校に行きたくないなと思うことがあるように、大人になっても些細なことで行きたくなくなることがある。それでも人が働くことを辞めないのは、誰かのためになっている、世の中のためになっているということが自分を守ってくれます。」と答えたと思うのですが、こんなに質疑応答のことを感想に書いてもらえると思っていなかったので、想像以上にみんなの記憶に残ったことに驚いています。でも多分、みんな大人を100点ととらえていて、それを目指して弱さが見せられないまま成長するとどこかでしんどくなったり、必要以上に病んでしまったりしてしまうのだと思います。なので弱さについても知った上で思いやりを持ってもらえたらいいなと思います。 この1年、様々な人や学習を通して色んなことを学びましたね。しんどくても学校に来ることで誰かの救いになってるかもしれない。4月からまたみんなで一緒に学んでいきましょう!! 平成31年度 前期生徒会役員選挙1・2年生の活躍71期生が卒業し、1・2年生のみでの集会です。少し寂しい気もしますが、すぐに新入生が仲間入りし、皆さんも進級して新しい活動が始まります。すでに、ここにいる皆さんが、これまでの先輩たちのいいところをどんどん引き継いでいってくれています。時間を守る、お互いに気持ちのいいあいさつをする、といったこともその一つ。また、部活動や委員会活動を通しても皆さんの活躍する姿が見えてきます。いろんな活躍を積み重ね、ぜひ、これからの成南中学校を自分たちの手で作っていきましょう。 美術部で取り組んでくれた、西成区PTA・OB会と西成区PTA協議会主催の非行防止ポスターの作品募集で、3名が感謝状と記念品を贈られました。 卓球部が春季ブロック大会で活躍し、表彰されました。 卓球部 練習試合 |