本日の献立/5月10日(金)献立名 ・きびなご天ぷら ・わかたけ煮 ・豚汁 ・ソフト黒豆 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 833kcal、たんぱく質31.4g、脂質 24.7g ☆きびなご(黍魚子、黍女子、吉備奈仔など)☆ キビナゴは、マイワシやニシンと同じニシン科の魚です。房総半島以南から朝鮮半島、オーストラリアにかけての熱帯水域に広く分布しており、日本では房総以南の外洋に群れをなして生息しています。全長は10cmくらいで細長く、頭部はとがった形で、おもにプランクトンを食べて生活しています。産卵期は5〜7月で、大群をつくって内湾に入り、海藻などに卵を産みつけます。本州の太平洋沿岸中部以南から九州にかけて漁獲され、鹿児島では特産品となっています。体側に金色と青色の帯模様があり、鹿児島県南部地方でおびのことを「きび」ということから「帯(きび)のある小魚(なご)」ということで「きびなご」と呼ばれるようになったそうです。漢字の方は、いろいろと書き方がありますが、当て字のようです。 旬は食べ方により3回あるといわれ、塩焼きにしておいしいのが脂ののった12月、刺身でおいしいのが寒の入った2月、そして卵や白子がたっぷりあり、天ぷらにしておいしいのが初夏の5月から7月ごろといわれています。 今日の給食では、天ぷらに加工されたものを使っています。 本日の献立/5月9(木)・キャベツときゅうりのサラダ ・かわちばんかん(河内晩柑) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 794kcal、たんぱく質31.4g、脂質 20.8g ☆河内晩柑(かわちばんかん)☆ 河内晩柑は、熊本市の河内町(かわちまち)で発見されたかんきつ類で、文旦(ブンタン)の仲間になります。収穫時期が春先以降になる晩成の柑橘類であることと、発見された地名をとって「河内晩柑」と名付けられました。 見た目から和製グレープフルーツと呼ばれることもありますが、苦みの少ないあっさりとした味です。4月から8月ごろまでおいしく食べることができます。 部活動総会を行いました本日の献立/5月8日(水)・すまし汁 ・ちまき ・牛乳 栄養価 エネルギー 742kcal、たんぱく質25.9g、脂質 14.6g ☆ちまき(粽)☆ ちまきは、中国から伝わったもので、米粉でつくった餅などを植物の葉で包み、蒸してつくります。包む葉は、笹や竹、茅(チガヤ)、真菰(マコモ)などが使われますが、昔は茅の葉でつつむことが多かったことから、「茅巻き(ちがやまき)」が転じて「粽(ちまき)」と呼ばれるようにったそうです。 端午の節句にちまきを食べるのも中国の風習がそのまま伝わったもので、中国が楚と呼ばれた時代に政治家であり詩人であった屈原(くつげん)という人物が、紀元前278年5月5日に汨羅江(べきらこう)という川で命を落とし、供養のため人々が葉で包んだもち米を投げ入れたのが始まりといわれています。 本日の献立/5月7日(火)・ツナと野菜のオイスターソース炒め ・中華スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 758kcal、たんぱく質29.8g、脂質 20.8g ☆おこわ☆ 昔は、うるち米、もち米、どちらの米も蒸したものは堅いという意味から「強飯(こわいい)」、十分水を加えて柔らかく炊いた米は「姫飯(ひめいい)」と呼んでいたようですが、江戸時代のころになるとうるち米は水を加えて炊くのが一般的になり、これを「飯(めし、はん)」と呼び、もち米を蒸したものを強飯、またはこれに「お」をつけて「おこわ」というようになったようです。現在では、蒸しても炊いても、もち米のみ、またはうるち米にもち米を加えたものも「おこわ」というようになっています。 今日の給食では、鶏肉、金時豆、しめじなどを加えた中華風のおこわにしています。もち米を使用することで、独特の食感と甘みが加わります。 |
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