校内職員研修を行いました「困っている子を支えるため、理解を深める」研修会と題し、小学部、中学部の隔たりをこえ、教室いっぱいになるほどの教職員が、この研修に参加しました。 まずはじめに、問題行動をしている子どもに対して、「困った子」と捉えるのではなく、その子自身が、生まれながらの特性や、様々な要因で「困っている子」と捉えることが大切だと確認しました。 次に、繰り返して痴漢や万引きを繰り返してしまう人への様々な治療法を紹介してもらいました。 例えば、梅干を見て唾液が出るように、ある状況下において反射的に反応して問題行動や犯罪行為に及んでしまう。 このような症状にある人への治療として、「条件反射制御法」というものがあります。マネキンなどを用いて疑似体験をし、少しずつ条件反射を緩和させていきます。 このような専門的な治療を知ることで、子どもたちへの関わり方について今一度深く考えるきっかけになりました。 目の前の行動だけを追うのではなく、その背景にある様々な要因に対してどう支援していくかということを、今後も一層、勉強していく必要があると思いました。 平成最後の入学式4月8日(月)に弘済小・中学校本校の入学式が行われました。 今年度は、中学1年生8名が入学しました。 担任の先生を先頭に緊張した面持ちでしたが、温かい拍手を受け、堂々と入場し、厳かな雰囲気の中、入学式が開式されました。 今岡校長先生の式辞では新入生の入学を祝福するとともに、学校教育目標である「学力の向上と自立に必要な力の育成」について触れられ、これからの中学校生活で身に着けてほしい力を新入生に伝えられました。 また、来賓祝辞や在校生歓迎のことばと、様々な人たちから祝福や歓迎のことばが新入生にかけられました。 新入生の誓いのことばでは新入生代表が「今からの中学校生活で、時には苦しいことや迷うことがあるかもしれません。でも、私たちは強い心でのりきり、何事にも積極的に努力していきたいと思っています。」と、新しい学校生活への意気込みを堂々と宣言してくれました。 全児童生徒・職員・保護者、来賓の方々と多くの人に祝福され、新入生たちの緊張した表情もいつしか希望に満ちたものになっていました。 教職員一同、新入生の新たな門出を祝福するとともに、学校教育目標に向かって日々教育活動を進めて参ります。 今年度もよろしくお願いいたします。 入学式練習パート2午前中は会場設営等の準備がありましたが、午後からは新入生代表と中3代表の生徒が「誓いのことば」と「歓迎のことば」の練習をしました。 起立や礼、歩き方などを確認し、読む練習をしました。生徒の代表として読むことは緊張しますが、誰でもできることではありません。 責任ある仕事に、不安をのぞかせながらも本番に備えてしっかりと練習に取り組んでくれました。 練習の様子を見ていても、素晴らしい入学式になりそうです。 今から楽しみです。 入学式準備毎年恒例の行事ですが、「ここはこうした方がいいんじゃないか?」とか「うわぁ、元の方が良かったわ(笑)」とか、淡々と準備するだけではなく、子どもたちの顔を思い浮かべながら、よりよい入学式にしようと工夫を重ねています。 新入生を迎えるのは、弘済の職員だけではありません。 会場には学校で育てた花が、校門には立派な桜が新入生を迎えます。 桜の方は、つぼみがまだ少し残っています。 もしかすると、入学式当日に満開になるんじゃないかと、そうなると素敵だなとみんな胸をおどらせています。 新年度、よ〜い、ドン!!「さぁ、新しい1年もがんばるぞ!」と通勤してくる職員を桜がパッと花開き明るく出迎えてくれました。 寒い冬に植えたチューリップもちょっと遠慮がちに咲きながら優しく出迎えてくれました。 今年度最初の職員会では、我々教職員の心構えや本校の目指す教育についてしっかりと確認することで、「よーし、今年度も頑張るぞ!」という気持ちになりました。 卒業式のときにも書きましたが、弘済の子どもたちは自慢の子どもたちです。 この子どもたちのことをもっともっと自慢できるように、 そんな気持ちで教職員全員が一丸となって子どもたちの成長をしっかりと支えていきたいと思います。 今年度も本校の教育活動にご理解とご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 |
|