３年生は今日から修学旅行に行って来ます。出発式のようすと、バスからお見送りしてくださっている皆さまに手を振っているようすです。早朝から、お見送りしてくださった皆さま、ありがとうございました。

「いい？民泊さんの朝食で納豆をお出しになられたら、きみも頑張ってたべるのよ！」
「は、はい〜」

それではみなさん、明朝０７４０体育館、集合完了で。今日は早めにおやすみなさい。

それはまさに一泊移住から学び続けてきた、集団「考」動。
民泊の班。ラフティングの艇別の班。ホテル泊の部屋割り。金沢市街班別行動の活動班。
３年生たちは、確実に課題をこなしていきます。それは、まるで息をするかのごとく当たり前に。

見回りのとちゅうに先生たちが我慢できずに飛び入りで参加したりもします。あらま。
「おいおい、中身がイッパイのそのカバンは、ちゃんと閉まるのかね？」
「やってみます」ジー…
はたして結果は！？

給食後は、体育館で明日持っていく荷物の点検をしました。

「次。体操服はありますか？」ガソゴソ…「あるよ」「ほら」「ＯＫ］

旅行中の活動班に分かれ、班長を中心に生徒たち自身の手によりチェックが行われていきます。先生は基本的に見回るだけ。さすが３年生？
いえいえ。南中学校ではこれがあたりまえ。指示を受ける前に実行する。自分たちでできることは自分たちでする。集団「考」動。それは１年生から学び続ける南中の伝統。彼らは入学後最初に体験する一泊移住からそれを学んできたのです。