本日の献立/7月1日(月)・スープ ・オレンジ ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 755kcal、たんぱく質32.4g、脂質 18.9g ☆トマト加工品(トマトピューレ、ケチャップ)☆ 生食用のトマトは、ピンク(桃色)系の品種が中心ですが、加工用には赤色系のものが使用されます。また、完熟のトマトが使用されることから、栄養面でも優れており、βカロテンなどトマトの栄養成分が豊富に含まれています。 トマトピューレは、完熟したトマトを粉砕して加熱し、裏ごしして皮や種子を除いて2.5〜3倍に濃縮したものです。調味はしていないので、トマト料理のベースや各種トマト加工品の原料としても使われます。 トマトケチャップは、トマトピューレに塩、砂糖、酢、にんにく、たまねぎ、香辛料などで味つけしたもので、新大陸アメリカに渡った移民たちがつくっていたのが始まりとされています。当時はまだ砂糖は加えられておらず、防腐用として酢を加えていたそうです。19世紀半ばごろから砂糖を加えることが定着し、さらに保存性が高まったようです。 日本で初めて製造されたのは、1896(明治29)年に清水屋というメーカーから発売され、その後1903(明治36)年、大手メーカーがトマトピューレを製造し、1908(明治41)年に現在のトマトケチャップの基本を製造しました。そして、このときから日本のトマトケチャップは、海外の技術を使わず、独特の製造法によってつくられるようになっています。 今日の給食では、グラタンに使用するミートソースの味付けにトマトピューレとケチャップを使っています。 |
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