平和学習(小学部)
7月26日(金)、小学部では、平和学習を行いました。
低学年・中学年・高学年の3つのグループに分かれて、 低学年は『消えさらぬ傷あと〜火の海・大阪〜』 中学年は『いわたくんちのおばあちゃん〜ぼく、戦争せんけえね〜』 高学年は『つるにのって』 という平和学習用教材を見ました。 子どもたちは、しっかりとDVDを見て、いろいろなことを考えていました。 その考えたことや感想をワークシートに書きました。 「二度と殺すとかそういう言葉を使わないようにします。平和が続きますように。」 「すべてを失ってしまう戦争はダメだと思う。自分が将来戦争がないようにしないといけないと思った。」 「なんで何にもしてないのに爆弾を落とされたり、つらい思いをさせられないといけないのだろう。修学旅行できちんと勉強しようと思います。」 などなど、大人たちの予想をはるかに超えるような感想がたくさん出てきました。 子どもたちのこの純粋な思いを決して裏切らないように、 私たち大人たちがしっかりと「平和な世界」を次の時代に送っていかなくてはいけないなと思いました。 夏休みの学習指導とプール指導(小学部)
弘済小学校では、1学期の就業式が終わっても1週間程、午前中に学習指導とプール指導を行っています。
いつもよりも30分ほど遅い9時頃に登校し図書室へ。 授業ではないので、ワイワイガヤガヤとなりそうなものですが、静かに落ち着いて自分の学習に集中しています。 担任の先生以外の先生に教えてもらったり、丸をつけてもらったりするのが嬉しいようです。 しっかりと学習した後は、お待ちかねのプールです。 素早く着替えて、整列できるのですぐにプールに入ることができます。 簡単なことのようで、こういうところをきちんとできるってすごいことですよね。 弘済の子どもたちの本当に素敵なところです。 水慣れして、コース練習をした後は、水分補給タイム。 麦茶だけでなく、弘済の畑で収穫したキュウリもいただきます。 塩こんぶと和えて塩分・ミネラルもしっかりと補給です。 元気回復したところでお楽しみの「自由練習」の時間です。 子どもたちの楽しそうな声が響き渡ります。 まぶしい日差しと青い空、そして子どもたちのはしゃぐ声。 これぞ夏の風物詩です。 心のひまわりを咲かせよう!フラワープレゼンター(花鉢プレゼント)活動を通して、お年寄りの方々に笑顔になってもらえるように、ひまわりを種から大切に育ててきました。 生徒会会長からの挨拶文には、「毎日の水やりが大変でしたが、みなさんに笑顔になってもらいたい思いで、今日まで大切に育ててきました。私たち中学生も時には悩むこともありますが、今日こうして交流することができてパワーをもらいました。」という言葉があり、それを聞いた老人ホームの利用者の方々が「がんばれ!」と温かい拍手で励ましてくださいました。フラワープレゼントのあとは、握手をして、素敵なひとときを過ごすことができました。今後も、このような交流が続いていくといいですね。 チャレンジ表彰式(小学部)小学部では、今日もプール指導と学習指導を行います。 もうそろそろ梅雨明けかという天気予報通り、夏真っ盛りに向けて気温がぐんぐん上がっています。 子どもたちは気持ちよさそうにプールを楽しんでいます。 ところで、1学期最終日の7月19日、小学部では「チャレンジ表彰式」を行いました。 弘済小学校独自の取り組みで、「漢字チャレンジ」「計算チャレンジ」という学習時間を設けています。 学年に関係なく、縦割りで、今の自分に合った「漢字の学習」や「計算問題」にチャレンジするのです。 1学期、子どもたちのチャレンジした頑張りを称えて、校長先生から表彰状が手渡されます。 小学生全員がしっかりと胸を張って、「気をつけ」「礼」をして受け取りました。 もらった表彰状を眺めながらニヤニヤしている子、 ヤッター!と言わんばかりに喜んでいる子、 嬉しいけど素直になれず、すました顔をしいる子(笑)など ひとりひとりががんばりを称えられ、喜びを感じていました。 これを励みに2学期からもチャレンジしていってほしいですね。 着衣泳(小学部)
1学期が終了し夏休みがはじまりました。
小学部では、7月22日〜7月26日の午前中に学習指導とプール水泳指導を行っています。 普段の授業のある日とは違い、リラックスした様子で楽しそうに登校してきます。 気をゆるめていても、さすが弘済の子どもたち。 学習時間やプールの時間が始まるときちんと気持ちを切り替えて集中して学習や活動に取り組んでいます。 夏休みの宿題をすでに半分以上終わらせている子、苦手な教科の学習をがんばっている子、または、自分で自分にテストを作って解いている子など、やる気まんまんです。 ところで、話は変わりますが、 先日の7月16日に小学部では着衣泳を行いました。 キャンプに行ったり、川遊びをしたりする機会のある夏休み。 万が一、水の事故に遭ったときに対処できるように色々な体験をしました。 まずは、服を着て靴を履いて水の中へ。 第一声は、「重い〜〜〜〜〜!!!!!」「動かれへん〜〜〜!!!」でした。 服や靴が水を吸って、一気に体の自由が利かなくなります。 「濡れてもいいねん」と、服を着たまま水に飛び込んだらどうなるのかを体験できました。 次に、浮かんでいるペットボトルにつかまるとどうなるかを体験しました。 浮き輪につかまったときみたいにしっかりと浮くことができませんが、 うまく力を抜くと浮かぶことができます。呼吸ができます。 何もないよりも助かる確率が高いことを感じることができました。 最後にライフジャケットを着て助けてもらう体験をしました。 実際に溺れてしまったら、余裕はないかもしれませんが、 助けてもらうときには、力を抜いて体をあずけてしまうことが大切だということがわかりました。 恐ろしい事故に遭わないことが一番ですが、 万が一に備えておくことが大切ですね。 |