道徳の研究授業病気で障がいを抱えた中学2年生の女の子が、自身の状況に、一時は「死んでしまおう」とまで思い悩みます。その中で、ふと見た自然や、障がいを抱えながら懸命に生きる人に心を動かされ、前向きに生きようと決心するというお話で、登場人物がどのようなことに気づき、心や行動が変わっていったのかを様々な発問を通して、生徒に投げかけていきました。答えのない問いに子どもたちは悩みながらも真剣に考え、授業に取り組んでいました。 授業後は、研究授業で扱った教材について宮脇先生より解説と模擬授業をしていただきました。「人間としてより良く生きようとする」登場人物の深い気づきを様々な視点から考察し、意見交流をしました。道徳の授業の在り方を再認識できた時間でした。 今後も、一層充実した道徳の授業を行っていくために、研究授業や校内教員研修を行っていく予定です。 北視覚支援学校との交流会(小学部)
6月18日(火)大阪府立大阪北視覚支援学校との交流会がありました。
毎年恒例の交流会です。今年は北視覚支援学校から11名の友だちが来てくれました。 弘済小学校児童会の子どもたちの司会で交流会がスタートしました。 校長先生のお話、児童代表の「はじめの言葉に」続き、最初のプログラム「パプリカ」をみんなで大きな声で歌いました。 支援学校のみんなは運動会のダンスで踊った歌だったのでダンスも見せてくれました。 会場が温まったところで、弘済小学校の児童会で考えた「イントロクイズ」「ブラックボックス」「たからさがし」の3つのゲームをしました。 視覚にハンディキャップがあっても楽しめるようにと考えた遊びです。 支援学校のみんなに楽しんしんでもらうことができました。 次に、支援学校のみんなが考えてくれた「音当てラリー」「しっぽ取り鬼ごっこ」を4つのグループに分かれて楽しみました。 午前の部の最後は「ありがとうの花」を全員で合唱し、昼食後は運動場で「サッカー」や「鉄棒」などをして一緒に遊びました。 あっという間に昼休みが終わり、お別れの時間です。 支援学校のみんなをスクールバスまでお見送り。 「バイバーイ!!」「バイバーイ!」と、ありったけの声を出しました。 声が聞こえなくなるまで、そしてバスが見えなくなるまで手を振り続けました。 短い時間だったけど、心と心がつながったんだなと思わせてくれる子どもたちの後ろ姿がとても素敵でした。 発達障がい基礎講座(校内教員研修)まずはじめに、障がいのある子どもが、他の子どもと平等に「教育を受ける権利」を享受・行使することを確保するために必要な、合理的配慮についてお話しいただき、考えを深めていきました。 また、自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害等についても基礎的な内容で、丁寧に講義して下さいました。 特性を理解すると、子どもたちの言動への捉え方も変わってきます。「そういう特性があって、こういう行動していたのか。」と思えるようなことが随所にあり、非常に勉強になる内容でした。 それぞれの障がいについて理解を深めることで、目の前の子どもたちが何に困っていて、どのような支援が必要かということをより一層考えることができました。 ほぼ全教員が参加した今回の研修を明日からの実践に活かし、子どもたちが一歩一歩成長できるように力を尽くしていきたいです。 プール開き(小学部)
6月14日(金)、小学部ではプール開きを行いました。
校長先生から「プールの楽しさ」と「プールの危険」について話をしていただいたので、 子どもたちは、気持ちを引き締めてプールサイドに並びました。 体操をして、シャワーをしっかりと浴びて、安全のためのバディを組みます。 そして、バディ同士、顔色や調子を確認しあって、大丈夫なら「サムアップ」で合図します。 プールの約束などをしっかり確認した後、水慣れをして、 「じゃんけん列車」をしてプールを楽しみました。 来週からは、泳ぎますよ。 安全で、楽しいプール学習にしましょう。 朝の読書活動今学期から少しずつ毎週金曜日に行われはじめていますが、4月当初は7分ほどが限界だった読書時間も、最近では12分以上クラス全員が集中して本を読むことが出来ています。 自分で読みたい本を選び、朝集中して本を読むという習慣がしっかりと子どもたち一人一人に出来ているのだと感じました。 |