琵琶湖疏水について学びました!部長あいさつ今、各学校では、学習指導要領の全面実施に向け、「主体的・対話的で深い学び」をめざした授業改善を進めています。市社研でもその取組に加え、令和3年秋の全小社大阪大会に掲げる大阪らしい実践的な研究主題やその方向性を議論しています。また指導計画第13次試案を発表するべく、今年度末の一次案完成をめざし、研究員全員による作業をスタートさせました。 さて、元号が「令和」に代わり、二か月がたちました。「令和」は英語では「ビューティフル・ハーモニー」と訳され、みんなの力や個性が調和することで価値が生まれるという意味もあるようです。 豊田前部長が築かれた成果を礎として、今年度はこれまで以上に社会科にかかわる校長、教頭、研究員の先生の力を結集し、一人ひとりの社会科への豊かな見識や熱い情熱を出し合い、実践研究を積み重ねるとともに、切磋琢磨を通して、全国の先生方に認めていただける力量を蓄えていきます。その実現に向け、みなさんの力を結集し、調和をはかり、よりよい研究活動を推進するという使命を果たしていきたいと思います。今後とも市社研の活動にどうぞご指導・ご支援をお願いいたします。 令和元年度 家庭部
1、 研究主題
「豊かな心と実践力を育み、未来を拓く家庭科教育 〜持続可能な社会に向けて〜」 2, 研究目的 ○SDGs(持続可能な開発目標)から、環境について考える。 ○防災・減災の視点を取り入れた家庭科の指導内容・方法を検証する。 ○達成感・成就感をつなげて自分の成長や生活を創意工夫する喜びを自覚できる子ど もを育成する。 3. 研究内容 (ア)SDGsの目標達成に向けて、環境教育・消費者教育について、さらに研究を深める。 (イ)災害時を想定した暮らし(リスクマネージメント)を意識する学習を検証する。 衣生活に着目して、子どもたちが課題を解決できる力を育むために、どのよう な課題を設定するのかを考える。どのような内容をどのような視点から、どのような方法で指導するのかを考える必要がある。家庭科が今まで行ってきた課題解決型学習を通して学習をすすめ、検証する。災害時の被害を予測し、最小化するための備えをするという考え方である 減災の視点を、防災とともに取り入れる。 (ウ)子どもの生活実践力を育む。 日常の生活場面で使える生活実践力を身に付けておかないと、非日常の場面で生活実践力を発揮することは難しい。基礎的・基本的な知識や技能を、課題解決型学習の中でしっかり身に付けることを重視する。 自分の行動を通じて環境を意識的に変化させることから、さらに課題を見出し、発展的に課題を解決する力が大切になってくる。それは、批判的思考力であり、判断力や表現力等である。具体的な場面で、なぜそうなったのか、どうすればよかったのかを考えることから、「できた」・「わかった」という達成感・成就感につなげることは、学校で学んだ知識や技能等を自分の生活で実践する行動力につながると考える。 また、昨年度の研究から引き続き「深い学び」に向けた「主体的な学び」「対話的な学び」を充実させることで、家庭科のめざす思考力・判断力・表現力も豊かなものになり、生活についての課題を解決する力や、生活を創造しようとする態度も育まれると考える。 第6回 算数部基本研修会
2月22日(金)に今年度最後の基本研修会がありました。
小西先生による講義は「20までの九九」でした。十の位が「1」どうしのかけ算の求め方です。これは、インド式暗算の応用です。例えば「12×13」の答えは、かけられる数、かける数に着目して足すと「5」、かけると「6」になり、答えは十の位に「5」、一の位は「6」、百の位は「1」にしておき、「256」となります。限られたかけ算であれば、この応用で計算できるというものでした。 模擬授業は高学年部、井上委員による5年「」でした。授業内容は正六角形の求積でした。正六角形を合成や分解をして求積するのでなく、等積変形する事で台形や平行四辺形にしてから考えるという内容でした。研修に来ていた先生方から「なるほど!」「そういう解き方があったか。」などのつぶやきがありました。 今年度の基本研修会は、これで最後となりましたが、来年度も引き続き行っていきます。詳細が決まり次第、連絡します。 |