「『借りる前より、綺麗にして返却する』これが、次に使う人を思いやる心を育みます。」と、宿舎の方がいつもお話してくれます。
飯盒もカレーを煮た鍋も煤で真っ黒ですが、これは焼き板で経験済み。班のみんなと協力し、ピカピカになるまで頑張っていました。
いつも笑顔で優しい宿舎の方も、この時だけは判定が厳しいです。「やり直し」と言われた班は、すぐにまた磨き、洗い直し、宿舎の方に「綺麗になっています。」と言われると、「ヤッター！！」と歓声が上がっていました。

どの班もシャバシャバにならず、上手にカレーを作ることができました。
美味しい空気と気の合う仲間と食べれば、最高級レストランのカレーライスより美味しく感じます。協力して自分たちで作ったのでなおさらです。
みんな笑顔満面で「いただきます！」会話もはずんで、美味しくいただきました。

１１時から飯盒炊さんが始まりました。
みんなで協力してカレーライスを作ります。
自分たちで火をおこし、飯盒でご飯を炊き、カレーを作ります。火おこしに悪戦苦闘したり、野菜を怖々切ったり、普段経験しないことを子どもたち同士が知恵を出し合い頑張っていました。

予定通り9時より、焼き板づくりをしました。
宿舎の方からの説明を聞き、まずは焼き板を磨きました。いざ取りかかると、焼き板についた煤を落とし磨き上げるのには思った以上に力を要します。木目に沿ってていねいに磨いていました。ピカピカに磨き上げた焼き板は、木目が美しく創作意欲を湧き立たせます。
１０時ごろから、その焼き板に絵を描き始めました。色々な発想が湧き上がり、ハチ高原ならではの思い出をていねいにペイントしていました。
おみやげに持ち帰りますので、飾る場所を準備して待っていてください。

爽やかな朝の時間に散歩をした後、お気に入りの場所で、お家の人たちに出す絵はがきの絵を描きました。
山の風景や昨日の夜空など思い思いの絵を描いていました。
どんな絵が描かれているのか、心待ちにしていてください。