第1回 授業研究会 校長先生が授業をしました
今年度は、学校運営のスローガンは「ごきげんな学校にしよう!」です。
本校が考える「ごきげんな学校」というのは、 「ストレスが少なく、みんながにこやかに安心して過ごせる学校」のことです。 そこで、「ごきげんな学校」にするために、本校は次のことに取り組みます。 1 わかりやすい授業をします ・すべての子どもたちが、「わかった!」「できた!」という思いがもてる ような授業を各教員が行います。 2 一人一人の違いを受けとめ配慮します ・学力、性格など一人一人の違いをしっかりつかんで教育します。 3 自由度を尊重します ・子どもどうしにも、違いを違いとしてそのまま受け入れる そんな雰囲気を作っていきます。 4 自尊感情を伸ばしていきます ・子どもたちの「わかった!」「できた!」を、周囲のおとながきちんと 評価し、子どもたちに自信を持たせ、次への意欲を引き出します。 5 ルールを適切に共有します ・「みんなの笑顔 安心ルール」で、望ましい方向を示し、 取り組んでいきます。 6 教職員がストレスを取り除きます ・問題が起こったら教職員が適切に解決します。 教職員自身が子どもたちのストレスにならないようにします。 7 教職員のコミュニケーション力を高めます。 ・教職員が子ども、保護者、地域の方々から信頼されるために、 ソーシャルスキルを高めていきます。 5月9日(木)に、今年度の第1回目の授業研究会を行いました。 指導者は校長。 学級は6年2組。 教科は社会科でした。 この学習で、子どもたちが意欲的に取り組み、 「遣唐使について調べ、大陸の政治や文化に学びながら進められて いった日本の国づくりについて学習問題をつくることができるようにする」 「資料をもとにして、児童一人一人が遣唐使船の航海について調べ、 意見などを交流させることができるようにする」 という2つのねらいにせまることができるよう、授業で次のような工夫をしました。 ★ 学習活動に興味・関心がもてるように → わかりやすい資料をまず見せて、やる気を引き出すようにしました。 → 自由な雰囲気で話し合いました。また、素直な意見や疑問を大切にして、 学習活動が活発になるようにしました。 ★ 資料からの読み取りができるように → あらかじめ、資料からヒントとなる部分を抜き出して示しました。 ★ 「聞く」活動にしっかり取り組むために → 児童が意見や考えを発表したら、指導者がその要点をまとめて言い直しました。 ★ 「書く」活動にしっかり取り組むために → 2種類のプリントを用意し、要点だけを書いていくようにしました。 そして、学習カードの最後に 1時間の自分自身の取組みを振り返ることができるようにしました。 さらに校長がコメントを書いて、達成感が味わえるようにしました。 今年度は、このような授業に、全教員が取り組んでいきます。 ご期待ください (学習指導・支援案は、配布文書に掲載しています) 1年生 みんなでアサガオの種を植えたよ
5月9日の3時間目、たくさんのみなさんにおこしいただいて1年生がアサガオの種を植えました。
しっかり芽を出して大きく成長し、たくさんの花がさけばいいですね。 たくさん遊びました
森ノ宮駅を降りてすぐ、公園内に入ってすぐの所の遊具で、遊びました。
まだ、他の学校の子どもたちが来ていなかったので、市岡の子どもたちは、 たくさん遊ぶことができました。 今日は、1・2年生の遠足です。施設のバリアフリー 心のバリアフリー
6年生が、東大寺の大仏殿に入るときのことです。
付添い教員が団体入場券を購入し、先頭の担任教員に入場券を渡しました。 各組の子どもたちは順番に回廊に入る階段を上がって、大仏殿の入場口を通過していきました。 車いすの児童はその階段の横にあるスロープから行けば、大仏殿の前まで回廊を通って直行できます。ところが、スロープの入口には鍵がかかっていて入れません。 私たちが困っていると、そこに警備員さんがいらっしゃいました。 私が、「すいません。車いすの子どもたちを通したいのですが、 開けていただけませんか。」とお願いしたらその警備員さんが、 「ああ、それなら入場券を見せてください」とおっしゃいました。 「いや、入場券は先頭の先生が持って行ってまして、 もう中に入ってしまっています」と答えたところ、 「じゃあ添乗員さんを呼んでください。そうすれば、団体の方かどうかわかりますので」と言う返事です。 「遠足なので、添乗員さんはいないんですけど」と私が答えると、 「それなら代表者の方を読んでください」と笑顔でおっしゃいました。 私(校長)が、「代表者は私です」と言うと、 「エッ?」 と言って、それまでの笑顔が疑いの表情に変わりました。 (そりゃあ、この日は半袖のポロシャツに綿パンという普段着でしたよ。 見た目にも代表者=校長には見えませんよ…(泣)) 「とりあえず、入場券を買ったという領収書とかお持ちではないですか?」と言われたので、それをお見せして中に入ることができました。 「ごめんなさいね。誰でもお通しするわけにはいきませんのでね」 と仰る警備員さん。その真面目な仕事ぶりには本当に敬意を表します。 ただ、その時、ふと気づいたことがありました。 もし、介助者のいない車いすの旅行者なら中に入れたのかなと。 きっとその警備員さんは、階段をあがって本人に代わって 入場券を購入してくださるでしょう。 でも、その警備員さんが近くにいなかったらどうなるでしょう? 階段の上にある入場券売り場まで、どうやって行けばよいのでしょう? 誤解のないように言いますが、 これは、決して施設の責任や問題点を問いたいわけではありません。 どこにだって段差や階段、バリアは存在します。 その前で、ハンディキャップのある方が困ってしまう場面は絶対発生します。 その時に、自分自身が進んで声をかけて協力するようにならないといけないなぁ、 言い換えれば、自分自身がもっとバリアフリーにならないといけないなぁ。 遠足中に、そんなことを考えました。 |
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