本日の献立/5月29日(水)・豆腐のスープ ・チンゲン菜ともやしのゆずの香あえ ・発酵乳 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 782kcal、たんぱく質32.0g、脂質 19.4g ☆にんにく(大蒜)☆ ニンニクは中央アジア原産で、ネギなどの仲間になる野菜です。ヨーロッパではギリシア、ローマ時代から知られ、古代エジプトではピラミッド建設にかかわる人々の重要な食糧となっていたようです。日本へは千年以上前から伝えられており、「本草和名(918年)」に記述が見られます。「源氏物語(1004〜1012年ごろ)」にも登場しており、「帚木(ははきぎ)」の中の「雨夜の品定め」で、「極熱の草薬」として登場します。当時は、オオビル(於保比留、大蒜)と呼ばれ、薬や厄除けとして使われていました。 強烈なにおいは主に硫化アリルのひとつであるアイリンが分解されてできるアリシンという成分によるもので、体内でビタミンB1と結びついて吸収を高め、疲労回復やスタミナ増強などの効果があります。また、抗がん作用や抗菌作用、血栓や冷え性の予防、脂肪の分解促進などさまざまな効果が期待されています。ただし、生で食べると刺激が強く、食べ過ぎると胃腸の粘膜を傷つけるので注意が必要です。加熱をすると刺激は少なくなります。 今日の給食では、プルコギに使用しています。 平野郷めぐり6
写真は、区民わた畑と瓜破霊園内の災害時に使用する設備です。
平野区の花は綿です。江戸時代、平野の代表的な産業は繰綿(くりわた)と綿作で、明治時代には綿業の街として発展した歴史があります。多くの人が平野区の繁栄を願って区の花が「わたの花」に選定されました。 マンホールの蓋のようなものは、災害時にトイレになるものです。蓋の上にテントシートを張って簡易トイレとして使用できるものです。瓜破霊園が広域避難場所に指定されているため、たくさん設置されています。 このベンチは仕掛けがあり、分解して別の形に組み立てると、コンロの代わりになるベンチです。お湯を沸かしたり、調理をしたりするのに使えるようにベンチに工夫がされたものです。区民わた畑の中にも災害時に使用する設備として、井戸があります。飲むことはできませんが、生活用水として使用することができます。 今回の平野郷めぐりは、平野の歴史と防災をテーマに開催されました。そのため区役所の防災ガイドの方にもお世話になりました。また、主催の平野西青少年健全育成会の皆様、共催の平野西地域活動協議会の皆様にもお世話になりました。ありがとうございました。 平野郷めぐり5
大和川の源流は奈良県の都祁(つげ)にあります。河口に至るまでに171の支流に分かれます。川の長さは68キロメートルだそうです。大昔には、大阪城の北側で淀川と合流して大阪湾に流れ込んでいたといいます。そのため、度々氾濫を起こしていました。そこで、川の流れを変えて氾濫被害を少なくしようとしたそうです。写真は、大和川と水害に備えて作業するときに備えて作られた水防倉庫です。
平野郷めぐり4
瓜破神社(うりわりじんじゃ)は、菅原道真(すがわらのみちざね)と素戔嗚命(すさのおのみこと)が祭神です。名前の由来は、飛鳥時代に洞窟の中で見つけた天神の像を社殿を作ってお祀りし、瓜を破ってお供えしたことから瓜破の地名が決まったといわれているそうです。そのお祀りした日が6月1日だったことから、六月朔日(さくにち)と書いてうりわりと読んだともいいます。
平野郷めぐり3
楯原神社(たてはらじんじゃ)は、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、大国主神(おおくにぬしのかみ)が祭神の神社です。もともとは隣にある如願寺の宮寺であったようですが、明治時代の神仏分離令によって分けられたそうです。十種(とぐさ)の神宝という神宝が奉納され、祀られているとのことです。
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