2年生・学年懇談会にて
まず合唱コンクールの練習風景を動画で見ていただきました。
まだまだ練習の途上で、失敗している場面もあったのですが、本番の11月1日(金)には最高の合唱を聞いていただけると思います。 教員の側からは、委員長会を中心に、2年生全体で学力向上の取り組みを始めたことの報告や 国語では漢字の学習に加えて(11月8日(金)は全員で漢検にチャレンジ!)語いを増やすために新聞のコラムの学習も始めたことや、 数学では高校入試をにらんで応用問題もできるように取り組み始めていることなどの話がありました。 また休んでいた人が体育大会直前に復帰したときに、その子の為に朝練をしてもいいですか? という声が自然にクラスで出てきたことなど、うれしい話もありました。 保護者の方からは、もっと本を読んで生きた言葉で話せるようになってほしいこと、 調べものとなると、即ネット頼みではなく、自分の力で取り組めるようになってほしいことなど、子供たちの更なる成長を期待するご意見がありました。 転入生徒の保護者からは、「『みんな優しくて、学校に行くのが楽しい。先生も教え方を工夫してくれるので、授業が良くわかる。』と喜んでいます。」 とのおことばをいただき、うれしい限りでした。 帰り際に飾られている学級旗の写真を撮っていらっしゃる方もいらして、 南中の教育活動にご理解をいただいていることを実感しました。心からありがたいと思いました。 平和学習焼夷弾のことや大阪のどの辺りがどうなったのかなど、詳しくお話しをしていただきました。 お話しのあと、質問が次々と出て、そのお答えには当時の生々しい状況が浮かび上がるようでした。 大切に育ててらしたグラジオラスが、もう明日にでも開花する、というときにへし折られたこと。 当時は「英霊」に捧げる菊以外は花の栽培は許されなかったそうです。 また、学徒動員され軍需工場で働かされていたときのことも。 昼休みに教科書を読んでいたら怒られて取り上げられた、 重い材料をヒョロヒョロと運んできた中学生(男子)に思わず『ごくろうさん』と声をかけたら、口をきくなと怒られた、 など、現代の平和を享受している私たちには想像もできないお話ばかりでした。 最後に代表して生徒会会長が、『必ずしっかり学んで、自分達の次の世代に伝えていきます。』 とお礼のあいさつをしました。 そのあと教室で感想を書くときに、明日いきなり戦争は起きない。色々おかしいことが積み重なって、戦争に結び付いてしまった過去に学んで、その“おかしさ”に気づくことが大切で、そのためにも学ばないと…と話し合っていた生徒たちに、心強い思いがしました。 久保様、ありがとうございました。 合唱コンクールに向けて学年も違う2クラスが向かい合っています。 互いに合唱を披露し、採点練習をします。 その上で、相手のよかったところや、もっとこうすれば良くなるのでは?というアドバイスをしあいます。 上級生の歌を聴くと、 「さすが…」 と気後れも感じますが、自分達もあんな風になるんだ! と気合いを新たにするチャンスでもあります。 3年生合唱練習合唱コンクール本番は11月1日金曜日です。 合唱コンクールに向けて学校中が、美しいハーモニーに包まれているようです。 ピロティで、体育館で、音楽室で、各クラスが練習に余念がありません。 がんばっているのは、歌う人だけではありません。 伴奏者も必死に練習しています。 そして、先生たちも! 動画を撮って、あとで見せてあげようと一生懸命です。 早くも朝練を始めたクラスもあります。 今年も本番が楽しみで、職員室ではわくわくしています。 どうぞ保護者の皆さま、地域の皆さま、11月1日金曜日の合唱コンクールに足をお運びください。 |
|