○子どもたちが1番苦労していたところが、段差の乗り越え方です。
体育で使用するマットは、厚さが5cmほどです。日常的に5cmほどの段差を越えることに苦労を感じる事のない子どもたちにとって、車椅子を使ったこの体験は、驚きだったようです。
人を乗せた車椅子の重さを感じたり、乗る人の方が、段差を上がる時に怖さを感じる事に気づいたりするなど、サポートの重要性を体感した様子でした。

○続いて、走行体験です。サポートする人は、乗る人が安心できるよう、周りの様子を確かめたり、声かけをしたりしながら車椅子を押しています。障害物を避けるには、内輪差を考えないといけないことが、子どもたちにとっては難しかったようです。

○総合的な学習の時間での体験学習も3回目を迎えました。今回は、車椅子体験です。
社会福祉協議会の職員の方々とボランティアの方々から車椅子の使い方を学びました。
まずは、2人ペアを組んで、車椅子に乗る人と押す人（サポートする人）に分かれます。挨拶をして、車椅子の使い方を学びます。

今日は、前転のできばえを確認し合いました。
前転で手をつかずに起き上がる⇒ひざをとじて前転する⇒ひざを伸ばして前転する⇒立った状態から前転する、の順でステップアップをしていきます。
学習カードを見ながら、友達とポイントを確認し、アドバイスをし合うことができました。

管理作業員さんが、先日からコツコツとグランドの側溝・排水会所の清掃を行っていただいています。会所ますに、土と泥が溜まっているのを引き上げてつまりを防ぎます。この作業で、グランドの水はけも良くなり、子どもたちの活動にとって大変ありがたいことです。ありがとうございます。