中国影絵劇「西遊記 三打白骨精の巻」の後半です。魔法のような芸術、色彩豊かで、変幻自在の影絵の鑑賞でした。教室にも戻って感想文を書けば、土曜授業の芸術鑑賞会は終わりです。

　休憩をはさんで、プログラムのラストは、中国影絵劇「西遊記 三打白骨精の巻」です。楽器の生演奏で影絵劇の始まりです。途中で語り部が登場して説明もありました。スクリーン内の登場人物が、飛ぶ！消える！変わる！変幻自在の面白さに会場内は影絵に引き込まれました。

　プログラムの二つ目は、皮影戯（ピーインシー）の解説と実演です。皮影戯は２０１１年に、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されました。説明を聞いた後は、代表生徒２名（３年・１年）が、実際の操作を教えてもらい、スクリーン裏で練習して、発表しました。二人で協力して、鶴の動作を操ります。最後は木の向うへ飛んでいきました。もう一度スクリーンの前に来て感想を述べて体験は終わりました。皮影戯は、現代に生きる１２００年の伝統中国影絵です。

　公演プログラムの一つ目は、中国寓話「鶴と亀」です。劇団影法師のスタッフより概要の説明がありスタートです。鶴と亀のコミカルなやりとりが、可愛らしくて、観ていて楽し作品です。まるで生きているような、生き物たちのやり取りで、鶴と亀の他に、カエルに魚、ちょうちょなど、たくさんの生き物が登場しました。特に、鶴がとてもしなやかな動きをしていました。

　芸術鑑賞会の前半が始まりました。司会進行は生徒会役員です。初めに校長先生より、劇団影法師の紹介をされ「いろいろな芸術文化にふれ、本物を見て、いろんなものを感じてください。日常の学校生活と違う空間で、素晴らしい芸術鑑賞をしましょう。」と挨拶されました。