ダンスチームが、圧巻のダンスを披露してくれました。
　３人目は未来有望な淑姫、しかし、外国籍の彼女にとって、社会は厳しい状況になっていき、人権侵害を受けていく。

　淑姫の未来を心配する和河南に、謎の声は「彼女は自分で未来を切り開くでしょう。自分で決めた行動で、周りを取り巻く人々の未来も変わっていく」と語ります。
　自分の未来を問う和河南に、謎の声は「あなたの未来は教えられない」と語り、自らの人生に悲観し、死を選ぼうとする妹の映像が映し出します。自死した和河南を追って死を選ぼうとする妹の姿であった。和河南は謎の声の「あなたが決めた行動で、あなたの取り巻く人々の未来も変わっていく」という言葉を聞く。
　現実に戻った和河南、誰かのためや何かのために生きることは、その人の未来を書き換えることができる。今を明るく前向きに頑張ろうと悟る。
　未来を決めるのは、今の行動である。

　最後に、全員合唱「輝くために」を歌い、学年劇「未来〜輝くために〜」を締めくくりました。
　「過去」を振り返ることから「今」を考えた昨年の学年劇、「未来」の自分や家族、自分を取り巻く人々のために「今の行動」を考えた今年の学年劇、子どもたちの成長を実感するとともに、難しい内容をしっかりと表現した３年生に感動しました。

　文化祭のテーマ「青春（アオハル）〜清秋の最高の１ページを〜」を考案した３年１組・小林恭佳さん、文化祭シンボルマークを考案した２年２組・中野祐花さんに、学校長から表彰状が授与されました。

　舞台発表・午後の部、トップを飾るのは吹奏楽部の演奏「Sakusui in 文化祭」です。
　１曲目は指揮者なし、演奏中を中心に「コールド・ブルー」を見事に演奏しました。