いわしのしょうが煮(12.6)
大阪市の学校給食では毎年、12月に「いわしのしょうが煮」を献立に入れています。頭を取っただけのいわしを一人2尾(1尾17g)ずつ、細切りこんぶ(もどし汁も使用)、せん切りしょうが、砂糖、米酢、こいくちしょうゆ、料理酒と一緒にスチームコンベクションオーブンに入れて30分間煮ました。
「魚は苦手やなぁ」「骨ある?」と給食の前から気にしている生徒もいましたが、欠席の生徒分のいわしをもりもりとおかわりしている生徒もいました。 いわしが食卓に並ぶ家庭も少なくなってきたと思われますが、子どもたちには様々な食経験を積んでほしいと願っています。 焼きプリン(12.5)
「プリン」は、鶏卵や牛乳、砂糖などを混ぜて型に入れ、蒸したり、オーブンで焼いたりして作る洋菓子のことですが、今ではゼラチンやでん粉でかためたものもあります。 「プディング」が変化して「プリン」とよばれるようになりました。
今回の給食では、鶏卵(液卵)・牛乳・クリーム・砂糖だけを材料とし、給食室のスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにしました。水と砂糖を褐色になるまで煮つめたカラメルソースも給食室で作り、本格的な味に近づけています。 生徒からは「市販の方がおいしい」という感想も聞かれましたが、給食の焼きプリンには香料などの食品添加物を全く含まず、甘さ控えめで素朴な味わいに仕上がっていました。 ご家庭でも簡単に作れますので、以下の分量割合でぜひお試しください。 *給食の「焼きプリン」の材料(1人分) 鶏卵20g、牛乳30g(うち生クリーム3g)、砂糖2g カラメルソースとして、砂糖3g、水2.5g |
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