授業の様子本日の献立/10月31日(木)・キャベツのサラダ(ノンエッグドレッシング) ・みかん ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質26.9g、脂質 16.6g ☆ノンエッグドレッシング☆ 今日の「キャベツのサラダ」に使用する「ノンエッグドレッシング」は、見た目や風味はマヨネーズのようですが、卵を使用せずに作られたマヨネーズ風味のドレッシングです。原材料は食用油、酢、大豆で、卵のかわりに大豆を使用し、卵アレルギーに配慮したものとなっています。 実は、一般的にマヨネーズに加える卵黄は、本来混ざり合わない油と水分を混ぜ合わせるための乳化剤としての役割を果たすもので、そのかわりをする材料があれば、少し風味は変わりますが、マヨネーズによく似たドレッシングを作ることができます。作り方もマヨネーズと同じで、酢以外の材料をよく攪拌した後、徐々に酢を加える方法で作ることができます。乳化剤としてよく使用されるものとして、からし、マスタード、豆乳、などがあります。アレルギーがある場合などで、乳化剤となるものが使用できない場合、代わりになるものがあれば、体の状態に合わせたマヨネーズ風味のドレッシングを作ることもできます。また、アレルギーなどでない場合も少し風味の違ったドレッシングを楽しむことができます。 平中だより
平中だより「第8号」をアップしました。配布文書よりご覧ください。
本日の献立/10月30日(水)・鶏肉と野菜のスープ ・白桃(カット缶詰) ・食パン、ソフトマーガリン、牛乳 栄養価 エネルギー 827kcal、たんぱく質31.4g、脂質 26.3g ☆マカロニ☆ マカロニは、スパゲッティなどとともにパスタといわれる麺類の一種で、13世紀にマルコ・ポーロが中国よりイタリアに持ち帰ったのが始まりという伝説もありますが、12世紀ごろにはシチリア島、イタリア南部でつくられていたようです。手作りから押し出し製麺による工場生産となり、18〜19世紀にかけてヨーロッパへ、さらに移民によりアメリカへも伝えられ、全世界に広まりました。日本では、明治28年(1895)に東京・新橋のレストランの料理人が持ち帰ったのが始まりとされていますが、一般に普及するようになったのは、昭和30年(1955)年頃からです。 パスタの原料は、一般的にデュラム小麦を粗挽きした「デュラム・セモリナ」が使われ、これに水を加えてこね、高圧で押し出して切断し、乾燥させます。パスタには300種類以上もあるといわれますが、日本で市販されているのは、そのうちの数十種です。これをJAS(日本農林規格)では、形状によって、マカロニ、スパゲッティ、バーミセリ、ヌードルの4つに分けています。この中で、マカロニは、「2.5mm以上の太さの管状またはその他の形状(棒状、帯状を除く)に成形したもの。」とされ、一般的なカットマカロニ、エルボのほかに、スピラーレ(ツイスト)、コンキッリェ(シェル)、ペンネ(ペン状)、ルオーテ(ホイール)など、数多くの種類があります。 今日の給食では、ミートグラタンに使用しています。 本日の献立/10月29日(火)・かぼちゃのいとこ煮 ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 772kcal、たんぱく質28.6g、脂質 14.7g ☆小豆(あずき)☆ 小豆は以前、マメ科のインゲンマメ属と考えられたこともありましたが、現在はササゲ属として分類され、もやしを作るブラックマッペや緑豆などの仲間となっています。原産地は東アジアと考えられていましたが、祖先の野生種がもっと広い地域に分布していたことがわかり、再検討がすすめられているようです。 日本では、縄文時代や古墳時代前期の遺跡から見つかっており、「古事記」や「日本書紀」にも記載があり、かなり古くから利用されてきたことがわかります。「あずき」の語源は、「あ」は赤色を意味し、「ずき」または「つき」に溶けるという意味があり、赤色をしていて煮崩れやすいことがその名の由来になったといわれますが、諸説があるようです。また、大豆より小さいことから「小豆」の字があてられたようです。 現在、日本の主産地は北海道で、昨年度は9割を超えています。その他でも全国的に栽培されており、東北、関東、近畿、中国地方などでまとまった生産が見られます。 今日の給食では、かぼちゃと合わせて「いとこ煮」として使用しています。 「いとこ煮」というのは、小豆に野菜やいも類などを合わせて煮た料理で、煮えにくいものから追い追い加えて煮ることから「甥々(おいおい)」、めいめいに煮ることから「姪々(めいめい)」をかけたものであるとか、豆と野菜などが植物として近縁であるとして「いとこ」と表現されたなどいろいろな説があります。 |