本日の献立/1月15日(水)・カレーソテー ・桃のクラフティ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 875kcal、たんぱく質31.7g、脂質 31.5g ☆ポトフ(pot-au-feu)☆ ポトフは、大きく切った肉や野菜などをじっくり煮込んだ料理で、フランスで古くからある素朴な家庭料理です。「pot」は鍋や壺(つぼ)、「feu」は火をあらわすとのことで、「火にかけた鍋」という意味になるそうです。とくに作り方に決まりはありませんが、鍋に塊の牛肉や粗く切った野菜など大きめの材料を使い香辛料をいれて長時間煮込んだものです。スープと具を一緒に盛りつけているものをよく見ますが、本来はスープと具は別々に盛り付け、マスタードや塩などの調味料を添えて食べるようです。まるで関東煮のようですが、フランスでは関東煮のことを日本版のポトフとして紹介されていることもあるようです。 今日の給食では、牛肉、ウインナーソーセージ、じゃがいも、キャベツ、にんじん、パセリを使用し、チキンブイヨンに塩、こしょう、しょうゆで味付けしたスープで煮込んでいます。 3年生の授業の様子本日の献立/1月14日(火)・ひじき豆 ・紅白なます ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質29.1g、脂質 19.2g ☆なます(膾、鱠) 「なます(膾)」は、今では酢のものというイメージが強く「生酢」というふうに思われがちですが、もともとは生肉を細かく切ったもののことだったそうで、生(なま)+肉(しし)で「生肉(なましし)」が語源ではないかと考えられています。日本書紀や万葉集などでも「膾」の文字が使用され、肉の細切りのことを示しており、その後魚介類を使用するようになり「鱠」の文字も使われるようになりました。味つけに酢を使うようになったのは室町時代のころと考えられ、しだいに二杯酢や三杯酢、酢みそなど酢を基本とした味付けが定着していったようです。また「精進膾(しょうじんなます)」として野菜や果物だけで作ったものも「膾(なます)」と表現されるようになり、各地、各場面で様々な材料を使用するようになりました。紅白なますもそのうちの一つで、にんじんや大根など紅白の材料をとりあわせて、正月などのお祝い事の料理として使われるようになりました。 本日の献立/1月10日(金)・もやしのゆずの香あえ ・すまし汁 ・ごはん、焼きのり、牛乳 栄養価 エネルギー 748kcal、たんぱく質29.9g、脂質 20.0g ☆鯖(さば)☆ サバは、エサや過ごしやすい場所を求めて、広い範囲を群れになって泳ぎ回る典型的な回遊魚で、体長は50cmくらいになります。日本近海では、おもにマサバとゴマサバの2種類が漁獲され、一般的にサバというとマサバの方をさします。 サバは「サバの生き腐れ」といわれるように、水揚げされるとすぐに死んでしまい、腐りやすくなるので、新鮮なうちに加工や調理されることが多いです。また、数をごまかすことを「さばを読む」と言うのは、サバが腐らないうちに、おおざっぱに数を読んだことが由来となったそうです。 栄養面では、血液を流れやすくするといわれるEPAや、脳や神経の発達や働きを良くするといわれるDHAが多く含まれ、また、たんぱく質や鉄、ビタミン類も多く含み、とくに成長には欠かせないビタミンB2が多く含まれています。 今日の給食では、しょうが、さとう、みりん、みそを使って煮ものにしています。 本日の献立/1月9日(木)・カリフラワーとコーンのサラダ ・りんご ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 792kcal、たんぱく質31.6g、脂質 22.9g ☆カリフラワー(花椰菜/はなやさい)☆ カリフラワーは、キャベツやブロッコリーなどと同じアブラナ科で、花蕾球といわれる花の蕾(つぼみ)を食べる野菜です。原産地は地中海の東部とされています。ブロッコリーとよく似ていて、混同されることがありますが、もともと18世紀ごろまでは、同一のものだったそうで、19世紀になって改良され、今のようなカリフラワーになったそうです。日本では明治時代の初めに「花椰菜(はなやさい)」という名前で栽培が始まりましたが、当時はあまり広まらず、第二次大戦後の食生活の変化とともに利用が高まってきました。 今では、年中出荷されていますが、旬は11〜3月ごろで、この時期には味や品質も良くなり、出荷量も多くなります。よく見かけるのは白い色のものですが、紫色や黄緑色、黄色の品種もあります。 栄養面では、ビタミンC・B6、葉酸などが含まれ、中でもビタミンCは野菜の中でもトップクラスで、キャベツの約2倍です。ビタミンCは、ウイルス等に対する抵抗力を高める働きがありますので、冬場の風邪予防への効果が期待されます。 今日の給食では、ゆでたカリフラワーをコーンとともにドレッシングで和えています。 |
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