本日の献立/9月2日(月)

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献立名 ・さごしの塩焼き
    ・じゃがいもと一口がんもの煮もの
    ・キャベツのおひたし
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質34.5g、脂質 19.8g

☆一口がんも☆
 一口がんもは、精進料理で知られるがんもどき(雁擬き)を一口サイズにしたものです。
がんもどきは、豆腐をくずして水を切り、にんじん、れんこん、ひじき、ごまなどを加えて練り、油で揚げた大豆製品です。鳥類のガンの肉に似ているということが、その名の由来とされており、関西では、ひりょうず(飛竜頭)、ひろうすとも呼ばれ、竜の頭の形に似ていることからこの名になったといわれています。
 しかし、どちらも別のものだったという説もあり、がんもどきは、江戸時代には豆腐ではなく、こんにゃくを原料とした、精進料理の「糟鶏(そうけい/薄いみそ煮のようなもの)」だったという説があります。また、ひりょうずはポルトガル語で「フィリョース」という小麦粉を使った焼き菓子だったとされ、江戸時代の料理書には、小麦粉の代わりにもち米を使ってこねたものを油で揚げ、砂糖蜜にひたし、こんぺいとうをのせたものと書いてあるそうです。しかし、たしかなことは分かっておらず、今のところ謎となっています。
 いずれにせよ、現在では大豆製品の1つとなっていますので、良質のたんぱく質やカルシウム、鉄などを多く含む栄養価の高い食品となっています。
今日の給食では、鶏肉、じゃがいも、こんにゃく、にんじん、三度豆とともに和風の煮ものにしています。

本日の献立/8月29日(木)

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献立名 ・焼きハンバーグ
    ・豆乳スープ
    ・キャベツのカレーソテー
    ・ライ麦パン、牛乳
栄養価 エネルギー 756kcal、たんぱく質30.5g、脂質 19.3g

☆残暑を元気に乗り切りましょう!☆
 8月もあと二日で終わりとなり、もうすでに暦の上では秋となっていますが、まだまだ暑い日が続いています。とく今の時期は、夏の暑さによるストレスで体力や食欲が低下し、汗による水分やミネラルの減少やビタミンB1などの栄養素が失われることで、「体がだるい」「疲れた」という症状、いわゆる「夏バテ」の状態になりやすい時期です。
 (1)栄養バランスのとれた食事
 (2)適度な運動
 (3)十分な睡眠
これらの3つを心がけ、規則正しい生活で残暑も元気に気持ちよく過ごしましょう

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本日の献立/8月28日(水)

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献立名 ・マーボー厚揚げ丼
    ・中華スープ
    ・ミニフィッシュ
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 754kcal、たんぱく質31.7g、脂質 19.6g

☆大豆から作られる製品☆
 大豆は、中国ではおよそ5000年前から栽培されていたと見られ、原産地も中国であると考えられています。日本へは、遺跡からの出土もあり、縄文時代後期に伝わったと考えられています。本来、冷涼な土地を好む作物なので、80年くらい前までは、中国や日本などのアジアの限られた地域で栽培されていましたが、1940年代になってアメリカなどで大規模な栽培が始まって以来、熱帯地域でも盛んに栽培されるようになりました。現在ではアメリカが世界の生産量の30%以上を占め、第1位の生産国となり、ブラジル、アルゼンチンなどが主要生産国となっています。逆に日本での生産は激減し、農水省によると、2018年(平成30)での自給率は6%となっています。
 世界での大豆の利用は、大部分が油用で、食用油やマーガリンなどの原料だけでなく、塗料などの原料にもなります。油をとった後の大豆粕は、飼料や肥料として使われます。日本では、油としての利用はおよそ80%で、食用油を除く食品としての利用が20%程度になります。
大豆の種子はそのままでは、かたくて食べにくいので、水で戻して煮るだけでなく、古くからいろいろな加工法が考え出され、豆乳、豆腐、うす揚げ、厚揚げ、高野どうふ、湯葉、納豆、みそ、しょうゆなど日本の食卓には欠かせない食品となっています。

平中だより

平中だより「第6号」をアップしました。配布文書よりご覧ください。

本日の献立/8月27日(火)★二学期の給食、始まりました。

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献立名 ・和風焼きそば
    ・きゅうりのゆず風味
    ・黒糖パン(1/2)、牛乳
栄養価 エネルギー 683kcal、たんぱく質32.0g、脂質 20.1g

☆中華めん☆
 中華めんは、小麦粉を原料にした中国発祥の麺で、鹹水(かんすい)を加えることで、独特のコシや色合い、香りが生まれます。鹹水については中国の鹹湖(かんこ/塩分濃度が高い湖)の水を使うとコシの強い麺ができるとわかり、製造に使用されたとか、数百年前の中国のある村で湧水を使って麺をつくったところ井戸水のものとは違う風合いのものができ、以来この村の人々がこの湧水を煮詰めたり、固形(石かん水)にしたりして各地に広めたともいわれています。日本へは横浜の開港(1859年)以降、外国の商社等が入り、中華料理店が営業開始され、ラーメンの麺として知られるようになったそうです。その後、1923年(大正12)に、横浜、東京の深川に鹹水の製造業者が営業を開始し、1945年(昭和20)ごろには国内生産の鹹水で賄えるようになりました。今では中華めんの製造は、日本国内の麺類の製造のうちのおよそ3分の1を占めるようになりました。
 「焼きそば」については、昭和10年代に浅草で、ソース焼きそばのメニューがあったとされ、「浅草焼きそば」とも言われていたそうです。1955年(昭和30)ごろになると駄菓子屋などでも提供されるようになり、子どものおやつとして評判になり、次第に家庭にも広がったようです。大阪では、定食としても存在し、焼きそばをおかずにして、ご飯やみそ汁を食べますが、他府県の人々から見ると、不思議に思われることも多いみたいです。


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