始業式では校長先生から講話がありました。
令和二年、3学期が始まりました。明後日9日には、3年生は実力テスト、1・2年生はチャレンジテストがあります。自分を認める力や、自分の強みを知る力が問われます。
例えば、高校受験の面接で「中学校生活で何を頑張りましたか」という質問に対して、「毎日部活をしていました」だけでは相手に伝わりません。「野球を頑張るなかで、もっと強くなりたいと思い、毎日素振りを100回していました」と具体的に言うことで、自分の頑張りを相手に伝えることができます。どういう想いで、何をどのように頑張れるのか、自分で自分のことを説明する力が問われるのです。
冬休み中に、ラグビー部のOBが集合した時、卒業生が「大人の話をよく聴くことが大切だ」と話していました。「人との繋がりがあったからこそ、今の仕事に就くことができています」ということでした。
相手の話によく耳を傾け、自分がそれをどう反映するか、気持ちを強く持ってください。
杉山先生からは日ごろの生活についてお話がありました。
高校2・3年生の頃、ラグビー部で全国大会に出場した経験があります。雨の日も風の日も毎日のように練習しています。何故そんなに頑張れるのか、それはラグビーが大好きだからです。ひとつを得るために、多くのことを捨ててきたかも知れません。しかし、大歓声の中でプレーするあの興奮と感動を味わいたいと強く願うことで辛い時にも練習を続けることができます。
好きなことを続けていけるということは本当に幸せなことです。楽しいだけの毎日ではありません。しんどい時にも続けることができるのは、好きなことができる日々に感謝して、内にこもるのではなく、自分にとって楽しいものにチャレンジしてください。
「よし、がんばろう!」という今の気持ちを忘れずに3学期を過ごしてください。