3回目の成長記録
1月9日(木)1時間目。保健室に1年1組の子どもたちが集まりました。3学期に入って、子どもたちがどれだけ成長したか、身長と体重を測定するためです。
測定の前に、養護教諭からお話がありました。「せきエチケット」についてです。 咳をコンコンすると、どれだけ向こうに咳をした人の病原菌が飛んで行くでしょうか。まず、担任の先生と養護教諭がテープをもって示します。なかなかの距離です。 くしゃみだったら、どれだけになるでしょう。一人の児童にテープの先を持ってもらってその長さを見ると…。凄いですね。 咳やくしゃみで病気が広がらないよう、マスクやハンカチで押さえることが有効です。咳の勢いを腕でさえぎるのも良いでしょう。しかし、咳やくしゃみをてのひらで受けてしまったら、手にウイルスが付いてしまうことになります。その手であちこち触ったら、それを触った他の人の手にウイルスが付くことになります。手洗いが大事ですね。目に見えないウイルス対策。手洗いをしっかりこまめにすることです。 お話を聞いた後は、今年度最後の発育測定です。入学して間がない時と比べて、どうだったでしょうか。身も心も成長してきた1年生です。 集団下校
1月8日(水)。昨日からの予報のとおり、今日は、子どもたちが登校してから徐々に風が強くなってきました。大きな音とともに、物が吹き飛ばされて行く気配が幾度か感じられました。運動場に出してある、子どもたちが遊びに使うフープや竹馬を用心のために避難させていると、ピロティにあるロッククライミング用のマットが、ハラリハラリとめくられていくように飛ばされて行ったそうです。
雨ではなかったのが救いでしたが、子どもたちの下校時間になっても風はおさまる気配がないので、安全のために集団下校をしました。子どもたちは、5時間目の終わりに地区児童会の教室にそれぞれ集まり、校長先生から下校時の注意を放送で聞いてから、班ごとに一斉に下校しました。 いざという災害時に備える訓練のようにもなりましたが、整然と集団下校する子どもたちに、安全に対する意識が育ちつつあることが感じ取られ、頼もしさが垣間見れた下校風景となりました。 今日から給食主菜は、寒い今日にもってこいのポトフです。ポトフとは、鍋に塊のままの牛肉、野菜類に香辛料を入れて煮込んだフランスの家庭料理のひとつです。給食では食べやすい大きさに切られた牛肉とたくさんのソーセージが入っていました。肉や野菜の味がスープに溶け込み、とても美味しくいただけました。 副菜は、鶏肉・もやし・ピーマンのカレーソテーです。 デザートは、桃のクラフティ。クラフティもフランスが発祥の、果物入りカスタードプディングのようなお菓子のことです。缶詰の白桃に小麦粉・鶏卵・クリーム・砂糖・コーンフレークが材料です。甘さもほどほど、サクッと美味しい一品でした。 3学期始業式
1月7日(火)、3学期の始業式です。
校長先生のお話は、「なぜ、新年になるとおめでとうと言うのかわかりますか」という問いかけから始まりました。「新年になっておめでたい、ということもありますが、新しい年になっても自分はこうして生きているということが、とてもめでたいことです。日本の数え年という考え方では、新年を迎えるとみんな等しく年を重ねます。それをお祝いするのです。1月は英語で、January。昔の日本では、睦月と言いました。この睦まじいという漢字のとおり、みんなが寄って心を通じ合う仲の良い光景が、一年の始まりである月にふさわしいということで名付けられたとも伝えられています。皆さんも、この3学期のスタート、1月睦月に、まわりの友達と心を通わせて仲良く過ごしていきましょう。」 お話の後、4名の転入生の紹介がありました。 最後はピアノの演奏で校歌の合唱です。窓を開け放った講堂の中はちょっぴり肌寒かったでしょうが、一年の最初の合唱を、心を込めて歌った子どもたちです。ピアノ伴奏の先生にも、気持ちよく拍手を送る優しい子どもたち。3学期の活躍が楽しみです。 学校だより 1月号 |