本日の献立/1月17日(金)・えびと豆腐のスープ ・チンゲン菜のピリ辛あえ ・ヨーグルト ・食パン、バター、牛乳 栄養価 エネルギー 849kcal、たんぱく質37.7g、脂質 30.6g ☆オイスターソース☆ オイスターソースは、牡蠣(カキ)を主原料にした中国の調味料で、日本では「かき油」ともいわれます。 清朝末期の1888年に広東省の南水郷で料理店を営んでいた李錦裳(りきんしょう)という人が考案したとされ、生牡蠣を塩漬けにし、発酵、熟成させたものや、牡蠣のうまみ成分を抽出したものにちょうみりょうなどを加えてペースト状にしたものなどがあります。 給食で使用するものは、冷凍の牡蠣をすりつぶし、しょうゆ、水あめ、食塩、砂糖、増粘剤、アルコールなどを合わせて煮詰めた作られた製品です。 今日の給食では、鶏肉にしょうが、にんにく、オイスターソース、しょうゆで味つけしてオーブンで焼いています。 本日の献立/1月16日(木)・ブロッコリーのしょうがづけ ・くりきんとん ・豆こんぶ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質30.0g、脂質 14.2g ☆くりきんとん(栗金団)☆ 「くりきんとん」と呼ばれるのには2種類あり、漢字で書くと正月料理に出てくるものは「栗金団」、岐阜県の名物となっている和菓子は「栗金飩」となります。 栗金団は、サツマイモの餡や栗を使って黄金のような色に仕上げたもので、栗は昔から「勝ち栗」として縁起の良いものとされ、「金団」は金の団子(だんご)や集まったものという意味から金銀財宝を表現しています。これを正月の料理としてその年の金運と豊かな生活を願ったもので、明治時代のころから始まった風習のようです。 栗金飩は、栗をゆでて砂糖を加え、茶巾で絞った和菓子で、岐阜県では恵那栗といわれる良質な栗が収穫されることから名物となったようです。 今日の給食では、栗金団の方をさつまいもと水煮の栗を使用し、手作りの料理として献立に取り入れました。 本日の献立/1月15日(水)・カレーソテー ・桃のクラフティ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 875kcal、たんぱく質31.7g、脂質 31.5g ☆ポトフ(pot-au-feu)☆ ポトフは、大きく切った肉や野菜などをじっくり煮込んだ料理で、フランスで古くからある素朴な家庭料理です。「pot」は鍋や壺(つぼ)、「feu」は火をあらわすとのことで、「火にかけた鍋」という意味になるそうです。とくに作り方に決まりはありませんが、鍋に塊の牛肉や粗く切った野菜など大きめの材料を使い香辛料をいれて長時間煮込んだものです。スープと具を一緒に盛りつけているものをよく見ますが、本来はスープと具は別々に盛り付け、マスタードや塩などの調味料を添えて食べるようです。まるで関東煮のようですが、フランスでは関東煮のことを日本版のポトフとして紹介されていることもあるようです。 今日の給食では、牛肉、ウインナーソーセージ、じゃがいも、キャベツ、にんじん、パセリを使用し、チキンブイヨンに塩、こしょう、しょうゆで味付けしたスープで煮込んでいます。 3年生の授業の様子本日の献立/1月14日(火)・ひじき豆 ・紅白なます ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質29.1g、脂質 19.2g ☆なます(膾、鱠) 「なます(膾)」は、今では酢のものというイメージが強く「生酢」というふうに思われがちですが、もともとは生肉を細かく切ったもののことだったそうで、生(なま)+肉(しし)で「生肉(なましし)」が語源ではないかと考えられています。日本書紀や万葉集などでも「膾」の文字が使用され、肉の細切りのことを示しており、その後魚介類を使用するようになり「鱠」の文字も使われるようになりました。味つけに酢を使うようになったのは室町時代のころと考えられ、しだいに二杯酢や三杯酢、酢みそなど酢を基本とした味付けが定着していったようです。また「精進膾(しょうじんなます)」として野菜や果物だけで作ったものも「膾(なます)」と表現されるようになり、各地、各場面で様々な材料を使用するようになりました。紅白なますもそのうちの一つで、にんじんや大根など紅白の材料をとりあわせて、正月などのお祝い事の料理として使われるようになりました。 |