三日目午前に予定していましたが、午後３時から、シャーベット作りをしました。
宿舎横の広場で、氷と食塩を使い、オレンジジュースを凍らせて作りました。
円柱形の容器を三十分近く転がし続けます。
はじめは、まっすぐに転がすのに苦労していた子どもたちですが、すぐに慣れて要領をつかみました。
厳しい夏の西日を受けながら、班で協力してしっかり転がした成果が出て、見事にシャーベットが出来上がりました。
早速、冷たくてあまずっぱいオレンジ味のシャーベットを口に含み、ひとときの涼しさにひたっていました。

片付けが始まりました。
食器や調理器具、鍋などを、丁寧に洗います。
最後に、宿舎の方々のチェックを受けてOKをもらいました。
宿舎に戻る帰り道では、カレーが美味しかったことや、おかわりの回数など、楽しい話で盛り上がりました。
このあと、午後３時からシャーベット作りをします。

先ほどまでの賑やかさは消え、ひととき、森に静寂が戻りました。
みんな、自分たちの作ったカレーを心ゆくまで味わっています。
でも、すぐに、あちこちから活気ある声が聞こえだしました。あっという間に一皿目を食べ終え、次々とおかわりが始まったのです。
このカレーの味、美味しさは、きっと、いつまでも思い出に残ることでしょう。

カレールーを入れて30回かき混ぜると、出来上がり。かまどから下ろして、盛りつけます。
辺りに美味しそうなカレーの匂いが広がりました。
さあ！いただきます。

具材を切る一方、並行して、かまどでは火起こしをします。
しおりに載っていたやり方に従って、まずは火どこを作ります。新聞紙と細いたきぎを入れ、火をつけて風を送ります。
煙が目にしみる中を、順に焚きつけを加え、火を燃え上がらせます。
暑さと煙の中を、みんな一生懸命に頑張り、カレーを煮込みました。