5年3組 公開研究授業・国語「大造じいさんとガン」(2)討議会に続けて、講師としてお招きした神戸常盤大学の山下敦子先生に、「インクルーシブ教育における国語科の指導」というテーマで講演をしていただきました。「今の子ども達は100歳まで人生があるそうです。長い人生で、学び続ける力がとても大切になります。」といったお話や、「学びのためには国語の学習で養われる思考力や判断力、伝え合う力や言語感覚が必要です。」といったお話をお聞きしました。 また山下先生から、「これからの学校では、知識や技能を習得することを主目的とした教育から、汎用性の高い資質や能力を育成する教育への転換が求められています。」という貴重なご示唆をいただきました。 5年3組 公開研究授業・国語「大造じいさんとガン」(1)今年度、宮原小学校が取り組んでいる研究は、どの児童もすすんで参加できるユニバーサル・デザインの視点からの授業づくりです。今日は5年3組で、国語の物語「大造じいさんとガン」を使い研究授業を行いました。また、今回は大阪市に向けての公開授業としても準備を進め、他校からも50名ほどの先生方が宮原小学校に来校され、研究授業と討議会に参加されました。 5年生が学習している「大造じいさんとガン」は、大造じいさんとガンの頭領である残雪の物語です。大造じいさんの計略と残雪の知恵くらべが繰り返し描かれ、最後には残雪の仲間を守ろうとする姿に大造じいさんの気持ちが変わっていきます。 子ども達は主人公である大造じいさんの言葉や行動だけでなく、場面に書かれている心情描写の文にも着目し、大造じいさんの気持ちを丁寧に読み取っていきました。また、「爛漫と咲いたスモモの花が、雪のように清らかにハラハラと散りました。」といった文章では、「爛漫と」や「ハラハラと」といった表現を担任の先生と子ども達が掲示物を使ってイメージをつかんでいました。 「大造じいさんとガン」の学習の最後には、この作品の朗読を子ども達がします。今日の授業のまとめにも、先生から「どんなふうに読んだら、大造じいさんの気持ちを伝えることができるかな。」という問いかけがあり、子ども達は朗読の工夫について練習をしました。 ジャングルジムが大盛況火曜日の1時間目が終わると、運動場に飛び出してきた1年生の子ども達が、職員室の前のジャングルジムにどんどん上っていきました。ジャングルジムが大盛況です。 というのも、夏休みから始まった本校舎東側のトイレの改修工事がほぼ終わり、ジャングルジムを囲っていたフェンスが取り払われたのです。久しぶりに使えるようになった遊具を見て、低学年の子ども達は大喜びです。 すっきり広くなった場所では、三角馬などで楽しそうに遊ぶ子ども達も見られました。 学校保健委員会 「けがをしない体をつくろう」学校保健委員会では子ども達の健やかな体づくりのために、毎年、児童朝会で保家に員会の児童が、全校児童に健康に関する劇を披露します。また、その後1時限目の時間を使い、学校医さんらをゲストとしてお招きし、高学年の児童に講話もしていただきます。 木曜日の児童集会では、まずは保健委員会の児童がプレゼンテーションの画面に合わせて劇をし、学校のどこで、どんなけがが起きているかについて発表をしました。おなじみのテーマが流れる推理劇で、全校児童に楽しくわかりやすく伝えてくれました。 続けて行われた講話には、理学療法士の玉井駿也先生を講師としてお招きし、「けがをしにくい身体づくり」というテーマで講話をしていただきました。玉井先生のお話では、「運動をして体をきたえることはとてもいいことですが、ふだんの生活でも少し気をつけるだけで充分な運動になります。」ということでした。モデルさんのようにきれいに立ちことを意識したり、姿勢をよく座ったり歩いたりすることが運動になっているそうです。 特別に何か始めるのではなく、ふだんの自分の生活を見直すことが健康につながるようです。 4年 トップアスリート夢事業「サッカー」4年生のトップアスリート夢事業で、セレッソ大阪の方をゲストティーチャーとしてお招きし、サッカーの出前授業をしていただきました。 元気な声であいさつをしてから、まずはシュートやパスなどの基本の練習をしました。ふだん慣れていないので足でボールを操作するのは難しかいのですが、そこがまたサッカーの面白さでもあります。子ども達はボールを追いかけ、また友達に向けてねらってパスをしていました。 次の時間には、クラスごとにチームをつくり、セレッソ大阪の方とサッカーのミニゲームをしました。人数の多い子ども達がボールを追いかけても、素早いドリブルで間を抜けたり、ピッタリと息のあったパスを通されたりと、プロのあざやかな技を披露してくださいました。 寒い風が吹く運動場ですが、4年生の子ども達はたくさん走り回って、汗をいっぱいかいて清々しい笑顔でした。 |
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