3月12日(木)3年生 登校日(午前中)
明日、3年生は進路確認や卒業式前の健康観察のため、登校日となっています。9:00に登校してください。次の日の卒業式に向けて、健康観察を行ったあと、式全体の流れの説明や確認も予定しています。なお、登校につきましては、事前に健康チェックを行い、無理をせず、体調等もあわせてご判断ください。
※配布物がたくさんありますので、制カバンを忘れないでください。 ※式については規模を縮小し、時間を短縮(約1時間)して実施します。 ※感染症拡大防止のため、マスク着用可です。(式中・歌唱時含む) ※発熱等かぜの症状がある場合や体調不良の場合は、自宅で休養してください。 3月10日(火) 朝のあいさつ
おはようございます。
東日本大震災のあと実施された、選抜高等学校野球大会における選手宣誓です。 10代の若者の熱い思いを感じます。元気を出して、一日頑張っていこうと思います。聞いてください。 【第83回春(2011年) 創志学園(岡山)野山慎介選手】 宣誓。私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。 被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることが出来ると信じています。 私たちに今、出来ること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。 「頑張ろう! 日本」。 生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。 明日、11日は、公立高校一般入学者選抜学力検査。 13日は、卒業式です。 緑中学校のみなさんができることは、精いっぱい元気を出して、公立高校一般入学者選抜学力検査試を受けることです。 「頑張ろう!緑中生」。 「いっしーカード」です。 「今日の限界は 明日の楽しみ」 公立高校一般入学者選抜学力検査、今日やってみて、明日、全力でのぞんでください! 3月9日(月) 朝のあいさつ
おはようございます。
以前、勤めていた学校で、校長先生が病気で学校不在となりました。その時、私たち残された教職員協力して、生徒を盛り上げていかなければいけませんでした。その学校の生徒指導主事で、保健体育科、陸上競技部の顧問の先生が、当時、楽天イーグルスに所属していた嶋基宏選手の話を生徒にしたことを、今でも覚えています。東日本大震災の話です。 聞いてください! 試合終了後の、楽天イーグルス 嶋基宏選手のスピーチ 「本日は、このような状況の中、Kスタ宮城に足を運んでいただき、またテレビ、ラジオを通じてご覧いただき、誠にありがとうございます。この球場に来ることが簡単ではなかった方、ここに来たくても来られなかった方も大勢いらっしゃったかと思います・・。 地震が起った時、僕たちは兵庫県にいました。遠方の地から家族ともなかなか連絡が取れず、不安な気持ちを抱きながら全国各地を転戦していました。報道を通じて被害状況が明らかになっていくにつれて、僕たちもどんどん暗くなっていきました。その時の事を考えると、今日、ここKスタ宮城で試合を開催できたことが信じられません・・・。 震災後、選手みんなで「自分達に何が出来るか?」「自分達は何をすべきか?」を議論して、考えぬき、東北の地に戻れる日を待ち続けました。 そして開幕5日前、選手みんなで初めて仙台に戻ってきました。変わり果てたこの東北の地を「目」と「心」にしっかりと刻み、「遅れて申し訳ない」と言う気持ちで避難所を訪問したところ、皆さんから「おかえりなさい」「私たちも負けないから頑張ってね」と声をかけていただき、涙を流しました。 その時に何のために僕たちは闘うのか、ハッキリしました。 この1ヶ月半でわかった事があります。 それは「誰かのために闘う人間は強い」と言うことです。 東北の皆さん、絶対に乗り越えましょう。今、この時を。 絶対に勝ち抜きましょう、この時を。 今、この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。 絶対に見せましょう、東北の底力を! 本日はありがとうございました。」 緑中学校のみなさん! 卒業式前です! 公立入試前です! 絶対に乗り越えましょう。今、この時を! 絶対に勝ち抜きましょう、この時を! 今、この時を乗り越えた向こう側には、強くなった自分と明るい未来が待っているはずです。 絶対に見せましょう、緑中学校の底力を! 公立高等学校一般選抜受験者向けの自主学習の場について
公立高等学校一般選抜を受験する生徒向けの自主学習の場を次の日程で設けることになりました。希望する生徒は注意事項を確認し、参加してください。
日 時:3月9日(月)・10日(火) 9:00〜11:00 場 所:多目的室 (参加人数によって、場所を変更することがあります。) 注意事項 1.公立高等学校一般選抜を受験する生徒 2.8:45〜9:00の間に登校 3.途中入室・途中下校はできません。 4.各自で自習教材の用意をしてください。 5.各自マスクの用意をお願いします。 6.かぜや熱等の症状がある生徒は、参加できません。 7.保護者の許可を得てください。 3月6日(金) 朝のあいさつ
おはようございます。
学校休業中にみなさんにぜひ紹介したい話があります。 高校生のときにはまって、よく読んだ本です。 團伊玖磨 『パイプのけむり』です。 その中の「神々の朝」を紹介します。 時代背景は、昭和の時代で、コンタクトレンズなども高価であった時代です。3人の幼い子どもを一人で育てている女性の話です。 強度の近視のため、仕事も生活も充分にできないのですが、仕事に励み、乏しながら生活もようよう安定してきました。3人の子どもたちは、お小遣いをため、お母さんのためにコンタクトレンズを買いました。優しい子どもたちの愛にとり囲まれている幸福なうれし涙と、異物をはじめて眼に入れた痛みの涙は、混ざり合いながら、おばさんの頬を伝わって流れるのです。 ある日、仕事帰りの雨の夜更け、道の穴に足を取られて、ひどく転びました。コンタクトレンズも飛んでしまいました。一時間、二時間と人通りの無い夜更けの道路で、四つん這いになって捜し続けていましたが、見つかりません。突然、ぼんやり人影のようなものが立っていて、その人影は、「この夜更けに、何をしていられますか」と静かにたずねているのでした。落ち着いた老人の声でした。おばさんは、一部始終を話しました。老人は、「それはおきのどくです。私も捜してしんぜます」と静かな口調で言い、捜し始めました。刻々と夜明けが近づいています。「ありました」突然、老人が声をあげました。夜明けが迫っていました。東の方の空が少し薄明るくなってきました。「あった」老人の声が向こうの方でしました。二つのレンズは、おばさんの手に戻ったのです。親切な老人は、名前も告げずにさって行きました。おばさんの眼には、朝明けの光が東から射し始めるのをバックに、白髪の品の良い老人が立ちさって行く姿が見えました。昇ってくる太陽の光の征矢(そや)が、神々しく、消えていく老人の姿を包んでいました。 おばさんは、この時、突然、この老人こそは、神ではなかったと思ったそうです。 僕(團伊玖磨)も、この老人は神であったのだと思う。 緑中学校は、「人にやさしい学校づくり」をめざしています。学校休業中でストレスもたまることでしょう。また、3年生は、受験前で、不安な日々を送っているのではないでしょうか。しかし、このようなときこそ、人にやさしい気持ちをもってください。 「いっしーカード」 「幸せにはなるものでなく 気づくもの」 ・緑中学校の生徒、教職員、関係者であることが幸せ |