本日の献立/10月17日(木)・きゅうりの甘酢あえ ・豚汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 767kcal、たんぱく質26.6g、脂質 15.0g ☆お好み焼き☆ お好み焼きは、大阪の食文化のひとつとして語られることがありますが、そのルーツは安土桃山時代にお菓子として食べられていた「麩の焼き(ふのやき)」ではないかといわれています。これは、水で溶いた小麦粉を鉄板で薄く焼いて、みそや砂糖を塗って巻物のように巻き、仏事用の菓子や、千利休が茶会の菓子として利用したといわれているものです。 これが時代を経て、江戸時代に穀物を粉にして食べる文化が庶民の間にも広まり、いわゆる「粉もん」の一つとして発展していったようです。昭和の初めごろまでは、生地を薄く焼いて具材をのせる「重ね焼き」が主流でしたが、具材を混ぜ合わせる「混ぜ焼き」が主流になっていったようです。戦後には代用食としても利用され、お菓子として焼くよりも大きく焼くようになり、関西では食事やおかずの一つとして食べる文化が定着したようです。 本日の献立/10月16日(水)・中華スープ ・ソフト黒豆 ・発酵乳 ・牛乳 栄養価 エネルギー 797kcal、たんぱく質34.8g、脂質 17.3g ☆ソフト黒豆☆ 黒豆は表皮が黒色をした大豆で、中でも丹波黒大豆は「丹波黒」と呼ばれ、最高級の黒豆です。 丹波黒は、兵庫県丹波地方が発祥で、粒が丸くて大きく、開花から成熟まで通常の黒大豆より1か月ほど長く、約100日かかるそうです。栽培の歴史ははっきりわかっていませんが、5代将軍綱吉の時代である1685年の書物に丹波の土産としての記録が残されているようです。 今日の「ソフト黒豆」は、国内産の丹波黒大豆を使用し、砂糖と塩で柔らかく優しい味に仕上げ、袋詰めした製品です。 本日の献立/10月15日(火)・キャベツのゆずドレッシング ・ベーコンとじゃがいものスープ ・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 881kcal、たんぱく質37.0g、脂質 27.0g ☆鮪(まぐろ)☆ 一般にマグロというのはマグロ属の魚の総称で、サバ科の仲間で大きく成長することから、大型サバ型魚類とも呼ばれます。マグロの仲間は代表的な回遊魚で、索餌(さくじ:餌を探し求めること)、産卵、越冬のために、熱帯域から温帯域、外洋部から沿岸部へと広範囲に異動します。紡錘形の体形は、海洋を高速で移動するのに適しています。 国内で消費される主なマグロは、背側が黒いクロマグロ、体側とヒレが黄色い色をしたキハダ、目が大きいメバチ、鬢(びん:胸ビレ)が長いビンナガ、しりびれの後ろ側から尾びれにかけて細長いコシナガ、南半球にのみ生息するミナミマグロなどで、それぞれの特徴をとらえた名がつけられています。 マグロ類は肉質で言うと代表的な赤味魚で、たんぱく質が25%以上含まれ、生鮮食品中では最高ランクです。血合肉の部分は味があまり良くないので、捨てられたり、ペットフードの原料にされたりしますが、ビタミン、鉄、タウリン、EPA、DHAなどが豊富に含まれています。冷凍や養殖による流通が多く、季節感はあまり感じられませんが、国産の天然ものでは、脂がのっておいしくなる10月ごろから冬場にかけてが旬となります。 今日の給食では、から揚げにしたマグロに、ケチャップ、砂糖、みそでつくったたれをからませて、オーロラ煮としています。 2年生調理実習
2年生の調理実習の様子です。
焼き餃子を作っています。 いい音といい匂いがしてきます。 部活動練習風景 |