職場体験活動16職場体験活動15本日の献立/7月4日(木)・グリーンアスパラガスのサラダ ・発酵乳 ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー 693kcal、たんぱく質28.0g、脂質 20.0g ☆発酵乳☆ 発酵乳というのは、厚生労働省の「乳および乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)」によって「乳またはこれと同等以上の無脂乳固形分を含む乳等を乳酸菌または酵母で発酵させ、糊状または液状にしたもの、またはこれらを凍結したもの」と定義されています。つまり一般に言うヨーグルトや飲むヨーグルトなどとして広く利用されているものです。 大阪市の給食では、どちらも発酵乳に定義されるもので、違和感を感じられるかもしれませんが、大阪市教育委員会により糊状のハードタイプのものを「ヨーグルト」、液状にしたドリンクタイプのものを「発酵乳」として呼び方を使い分けています。 発酵乳の発祥は、チグリス・ユーフラテス川に挟まれた地域で、メソポタミア文明が生まれるもっと以前の紀元前8000年頃、牛や羊の飼育とともに、様々な乳製品や保存するための加工品の一つとして考え出されたと言われています。そして、そのすばらしい技術は全世界に広がり今もなお受け継がれて人々のために役立っています。 発酵乳は牛乳に含まれる栄養素が摂取できるというだけでなく、乳酸菌によって次のようなはたらきがあるといわれています。 1.他の細菌の増殖を抑えることで、保存性を高める。 2.乳酸や香気成分が作られさわやかな風味になる。 3.腸内の善玉菌が活性化し、腸内バランスが向上する。 4.タンパク質やカルシウムが吸収されやすくなる。 5.発酵により乳頭が分解されるため、おなかがゴロゴロしにくくなる。 6.免疫力が高まる。 このほかにもいろいろと言われていますが、あまりよくわかっていないことも多いようです。また、これらの働きは人間だけでなく動物にも効果があると言われています。 職場体験活動14職場体験活動13 |