生野の民話-2-(5月4日)
校長室の本棚の奥に、「生野の民話」というタイトルが付いたコピーの綴りがありました。その中に紹介されている、お話を紹介します。
【翠岩(すいがん)さん】 「郷土のほまれ すいがんの 気高い心 受けついで ま心こめて 学ぶのだ」 東中川小学校の校歌にも歌われている翠岩(すいがん)さんは、中川村のお百姓さんで、住吉屋太郎右(う)衛門(えもん)といい、東中川小学校付近に住んでいました。 昔からこのあたりは土地が低くて、大雨が降ると田畑の作物や家が、水につかり流されたりするのでした。翠岩さんは、自分の財産を投げ出して、川の水が流れやすいように工事をしたり、道や橋をたくさん造りました。その橋の名は、反田(はんだ)の橋、はりの木の橋、念仏(ねんぶつ)橋、宮の下橋、それから、宮口の橋、幸橋、豊年橋、墓の前橋、まだあります。北の橋、又左衛門の橋、俊徳街道翠(みどり)橋(ばし)など11以上あります。翠岩さんは、多くの田畑を村の人達に寄付して62歳で亡くなられました。 その後は、恵まれた田畑の作物などを、中川村の人達で分け合ってきました。また、東中川小学校へ放送器具や、男女児童の希望像などを作ったり、生野区の19の小学校全部へ、昭和56年6月に多額の図書券を配られました。東桃谷小学校には、「釈(しゃく)翠岩翁(おう)誕生300年記念事業による金10万円也の寄贈本101冊購入、6月30日」と」記録されています。 翠岩さんの誕生300年記念事業として、お墓の前と生野区役所内の空地に立派な記念会館を建設されました。このような翠岩さんの残された財産が、生野区の区民のために生かされていることは、いつまでも、いつまでも偲(しの)ばれるでしょう。 ![]() ![]() 生野の民話-1-(5月3日)![]() ![]() 【清見原神社】 本校から東へ歩いて5分のところに清見原神社があります。 第40代の天武(てんむ)天皇をおまつりしてあります。1200年昔ですが、わが国の古い歴史を記録した古事記や日本書紀をご編さんになった方が、この天武天皇で日本歴史の神様といわれています。 明治5年までは天武天皇の宮とよばれてきました。皇居であった飛鳥(あすか)の浄(きよ)御原(みはら)の宮から、はるばると難波宮へお越しになる途中ここで休まれました。伝説ですが、天武天皇は故郷を思い出されて、「吉野はどのあたりだろう」と、吉野の方を見返られました。それが後に貴重な言い伝えとなり、土地の名になったのです。吉野見橋を作り、道筋を吉野見通とよばれました。 近くの人達で吉野見会をつくって、毎月50銭を出し合って、1年会費6円で四国のこんぴらさん参りをするのです。これが老人たちの楽しい昔の思い出話です。神社の正面には御幸橋もありました。 このお宮さんには、だんじり4台(大友、片江、中川、腹見)が夏祭り、秋祭りに集まります。鉦(かね)や太鼓(たいこ)での勇ましい演奏の清見原神社のだんじりばやしはその昔、全国大会にも大阪代表で出ました。日本一のだんじりばやしといわれています。 勿論、皆さんご存じですね。清見原神社の宮司さんは、3年生露原君のお父さんです。 (校長) 生徒会より(5月2日)
生徒会長の上村です!
みなさん、毎朝ちゃんと体温を測っていますか!?体温を測る事は自分の体調を知る重要な手がかりです!毎朝測って健康観察表に記入しましょう。 今日は、リクエストいて頂いたものを紹介します。 それがこちら!「部活、好きじゃなきゃダメですか?」です。 きつくて疲れる部活はやりたくなかったのに、体育会系の部活、サッカー部に入ってしまった3人の高校生。様々な理由を口実にサボろうとする西野と大山の気持ちを変えさせようと、同じサッカー部の窪田が革命に乗り出し奔走していく物語です。King&Princeの高橋海人さん、岩橋玄樹さん、神宮寺勇太さんが出演しています。すごくすごくすごく面白いので、ぜひ見てください!! さて、最近すごく暖かくなってきましたね。もう半袖で外に出られます!家の扉を開けるだけで春のいい感じの風がふぁ〜っと感じられます。1日1回扉を開けるだけでも気分転換になるので、やってみて下さい!! ![]() ![]() ウィルスの次にやってくるもの(5月1日)
日本赤十字社がユーチューブで発信している動画「ウィルスの次にやってくるもの」。
わたしたちができることとは? 新型コロナウイルス感染症から、体だけではなく、 心を守り、社会を守るための、 心構えを伝える絵本アニメーションです。 考えさせられます。 http://www.youtube.com/watch?v=rbNuikVDrN4&feat... 今日から5月(5月1日)
5月が始まりました。
学校休業がいつまで続くのかは、わかりませんが、今は自宅で過ごしてください。 今日は「八十八夜」。八十八夜は立春から数えて88日目にあたるため平年は5月2日になりますが、2020年はうるう年のため、5月1日となっています。 末広がりの「八」が重なる日でもあり、縁起のよい夏の支度をはじめる日としても親しまれています。「夏も近づく八十八夜…(中略)あれに見えるは茶摘じゃないか…」という唱歌に歌われるように、八十八夜の日に摘んだ茶は珍重されてきました。 |