登校日2日目児童のみなさんへ
児童のみなさん
こんにちは。校長先生です。 今日は、6年1組と2年1組の人たちが学校に来てくれました。とても楽しみで、わくわくしていました。正門で待っていて「おはようございます。」という元気な声を聞けたときには、たいへんうれしかったです。2か月と少しの間に、背が高くなっている人がいて、おどろきもしました。明日からも、少しずつ学校にみなさんの声が帰ってくることが楽しみです。 さて、前回は5200年前の学校の話をしました。今日は、少し未来の学校の話をしたいと思います。「Society(ソサイエティ)5.0」という言葉を聞いたことはありますか。これは、日本が目指す10年後の世界を表しています。 データとそれを処理するAIなどが作り出す仮の世界と人間が生活する実際の世界を組み合わせて、今まで以上に快適な人間中心の社会を作り出すことを言います。今進んでいるものでは、自動運転の自動車、ドローンを使った宅配便、遠くはなれた場所でお医者さんの診察を受けられるといったものがあります。これらは、かなり開発が進んできているものもあります。こんな社会では、学校はどう変わるのでしょう。 1人の子どもに1台のパソコンを使えるようにして、パソコンを利用した学習が当たり前になるでしょう。ノートの代わりにパソコンに書き込むとか、教科書はパソコンのなかにあってそれを利用するとか、プログラミングの授業が増えるとかになるかもしれません。これからの学校は、知識として知っておくべきことはパソコンで学び、その知識を使っていろいろな問題の解決の方法を話し合う学習が中心になります。先生のお話を静かに聞くだけではなく、自分の考えをもち、お友達の考えを聞き、話し合ってよりよい考えを作り出すといった学習が中心になります。このような学習は10年後に始まるのではありません。10年後に新しい社会になるように、今からしなければなりません。 未来の学校のお話と言いましたが、じつはもうすでにその未来になっているのです。今は、新型コロナウィルス感染予防のために学校でみなさんに未来の学習をしてもらえませんが、みなさんはおうちや寮で知識を増やしておいてください。学校が始まった時には、その知識をつかって考える学習をしましょう。考える習慣をつけて欲しいと思います。 では、昨日のなぞなぞの答えです。 大ゲンカをしているカタカナは、ひとつはルです。あとひとつは・・ ○とル ○トル バとル でした。 本日のなぞなぞです。 地球上で一番大きな「かげ」とはなんでしょう。 2年生の学習6年生の学習登校日が始まりました2 |