先生がおすすめする本 その2
世界から猫が消えたなら
(著:川村元気/小学館文庫) 『僕は生きるために消すことを決めた。』 30歳、郵便局員の「僕」。猫とふたり暮らし。余命残りわずか。 そんな僕の前に、自分と同じ姿をした悪魔が現れ、「大切なものと引き換えに1日の命をあげる。」と告げられる。 電話、映画、時計…。命と比べて「まあ無くてもいいかな」と思うものを世界から消していくが……。 人は、失ってから、それがどれほど大切なものなのかを実感するのだと思います。 まさに今、私自身も生徒のみなさんと学校生活を送れることがいかに幸せであったかを思い出し、その日が来るのを待ちわびています。 この本を読むと、今存在する「あたりまえ」の価値に改めて気づかされます。ハッと突き刺さるような、でも優しくて温かな文章があり、何度も読み直したくなります。最後のお母さんの手紙でぶわっと涙が…。一生懸命に生きるきっかけをくれる素敵な一冊です。 1年 英語科 渡邊彩弥 令和2年5月10日までの臨時休業期間中の延長について
先ほど大阪市教育委員会より『臨時休業期間の延長について』の指示がありましたのでお知らせします。
お知らせ ⇒ こちら 5月11日以降の対応については、分かり次第すぐに『保護者メール』『学校ホームページ』でお知らせします。 校舎裏に新しい花が増えました。先生がおすすめする本
先日の課題配布の際、「家で何して過ごしてる?」という質問を、何人かの生徒に投げかけてみました。
勉強してる、身体を動かしてる、ゲームばかりしてる…と、様々な答えが返ってきましたが、残念ながら「読書してる」という人は少なかったように思います。 「読書は心の栄養補給」という言葉もあります。自宅で無為な時間を過ごすよりは、本を読んでみてはいかがでしょうか。 というわけで、おすすめの本を紹介したいと思います。 『4TEEN』(著:石田衣良/新潮社) 14歳の少年4人が、恋や死などさまざまな経験を通じて成長していく青春ストーリー。作者は本作で直木賞を受賞。 実は私も中学生の時にこの作品を読みました。 そして最近ふと思い出し、読み返して見ました。若かりし頃のワクワク感がよみがえってきました。皆さんと同年代の中学生が繰り広げるいろんな「冒険」に、きっとドキドキワクワクさせられることだと思います。 本校図書室にも文庫版があります。 この作品を読んで面白いと感じた人は、続編『6TEEN』があります。よかったら読んでみてください。 3年 国語科 田村優士 「生きている緑の学園」校舎の東側、泉布観との間に植えられています。 山椒はミカン科サンショウ属。和食の香り付けに使われる山椒。意外かもしれませんが、ミカンのなかまです。 ミカン科の植物の葉は、アゲハチョウの大好物です。幼虫が木についたら、葉っぱを食べ尽くされるぐらいの勢いでバリバリと食べ漁ります。 校舎の東側には綺麗な花を咲かせる植物に加えて、山椒の他にもミカン科の植物や、その他の蝶の食草がいろいろと育っています。 蝶がやって来るようにと、管理作業員さんが考えてくださいました。 かつては、「生きている緑の学園」と評された北稜中学校。蝶の飛び交う姿が楽しみです。 |
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