2〜6年生の保護者の皆様へ
昨日、今日の登校日で、ようやくクラス分けと担任・担当発表を行うことができました。ためらいや迷いもあったかもしれませんが、子どもたちを学校に送り出していただいたこと、感謝します。
「出会いを大切に」
今まで担任した、すべての始業式での「子どもたちとの出会い」を、私は大切にしてきました。2時間ほどしかない、子どもたちとのこの出会いが、その後の1年間の子どもたちとともに過ごす生活の道筋につながるからです。「この1年間、先生はこんな風に思っているよ」「みんなには、こんな力を伸ばしてほしいな」「そのために、こんなこともあんなこともしていこうと思っている」「明日から、力を合わせてやっていこう!」と。それは、立場が変わった教頭のときにも、教職員のその日にかける並々ならぬ思いを1番身近なところから感じていました。
担任・担当発表については、4月12日からの教科書配付のときに、保護者の皆様に伝えるチャンスはありました。しかし、「子どもたちとの出会いを大切にしたい」という思いがあり、昨日、今日の登校日での子どもたちへの発表となりました。結果的には、この1か月、子どもたち、保護者の皆様には、健康面や課題のことについてもなかなか相談しにくい「1か月」を過ごさせてしまいました。その点につきましては、本当に申し訳なく思っています。ごめんなさい。同時に、いろいろな思いもあったにもかかわらず、この方針を受け入れ、この日まで待っていただいたことに感謝します。ありがとうございます。
おかげさまで、5つの学年が昨日、今日、素晴らしいスタートを切ることができました。私も時間をもらい、それぞれの学年の子どもたちの顔を見て、思いを伝えることができて本当にうれしかったです。そして何より「担任することになりました○○です、よろしくお願いします」「○○さん、また担任することになりました〜」「○○先生、さっき子どもがうれしそうに帰ってきました〜」…、廊下や電話で教職員と保護者の方との会話を聞くことができ、学校と保護者の皆様との「つながり」がようやくできたこと、本当にうれしく思います。また、子どもたちと会えた充実感と一歩踏み出せた安堵感で、教職員もいい表情をしています。これから、なお一層子どもたちへの指導・支援に燃えてくれることと思います。何か心配事などありましたら、これからは遠慮なく安心して、担任・担当へ連絡をください。よろしくお願いします。
なお、全学年の担任・担当などは18日に配付します学校だよりにてお知らせします。
さあ、あとは16日の「入学にかかるオリエンテーション」で1年生を迎えます。子どもたち、保護者の皆様との素晴らしい出会いの場となりますように…。