簡易保健室を設置するにあたり、サポートルームを整理していたところ、卒業した生徒たちの卒業アルバムなど本庄中学校のさまざまな記録が出てきました。
その中で最も保管年数が長かったのは、昭和44年当時の珠算大会での賞状(上記写真)です。当時は、第7代校長先生の時代で、「学校通信」なるものも残っており、当時の様子がしのばれます。現在の校長先生が第18代目でいらっしゃるので、ずいぶんと長い間眠っていたことになりますね。
「私、本庄中学校の卒業生ですねん」と保護者の方がおっしゃるのをよく耳にします。本庄中学校を巣立った人たちが、今度は卒業生の立場から或いは地域の方の立場などから中学校を支えていってくださっている、脈々とつながる人と人とのつながりを感じました。
時代はどんどん変わっていきますが、これからも本庄中学校は、いろいろな人の思いに支えられながらその伝統を引き継ぎ、次の世代へとバトンをつなぎながら歩んでいるのだということを大切に、次の主役たちを育てる最良を提供できる学校でありたいと思います。