6月5日 1−1 国語
今日習ったひらがなは、「か」と「さ」です。
子どもたちは、「か」と「さ」のつくことばをたくさん発表していました。 すばらしい学習意欲だと思います。 6月5日 区の読書カード
区の読書カードを配布しています。
区のマスコットのジャガピー君の読書カードです。 本のタイトル(題だい)と読み始め、読み終わりの日付を書きます。 たくさん読むと西成区長さんから、表彰状がもらえます。 絵本でもかまいません。 6月5日 1年、2年生活科
1年生と2年生が育てているアサガオとミニトマトがすくすく育っています。
まるで、1年生と2年生の成長ぶりを表しているかのようです。 第2週目の登校時間を確認してください。
明日6月5日(金)で授業再開第1週が終了します。
6月8日(月)から授業再開第2週となります。BチームとAチームが入れ替わりBチームと5年6年は8時15分〜25分までに登校、Aチームは、11時15分〜25分までに登校となります。 5年6年の登校時間は変わりません。 6月4日 6−2国語 その1
6−2の国語です。
「サボテンの花」を学習しました。作者は、「アンパンマン」の作者のあの やなせ たかしさんです。 こんなお話です。・・・ 赤い砂ばくの中にサボテンが一本生えていた。がっしりとして青く、全身とげだらけだった。何か一つの意志のように、そこに立っていた。 砂ばくをふき過ぎていく風がサボテンに聞いた。 「どうしてこんな所に生えているんだい。ここに生えるのはむだなことだ。つらい だけで役に立たない。少し行けば緑の平野がある。そこには水もある。ゆっくり とねむりながらくらせる。」 「なるほど。そこはいい所らしい。しかし、ぼくはここがいい。ねむるようにくら すより、たたかいながら生きたい。それが生きるということだと、ぼくは思う。」 風はふき過ぎていった。分かったような分からないような、あいまいな口笛をふいて砂ばくの向こうへ消えていった。 サボテンは相変わらず立っていた。炎熱の中、うずまく砂じんの中、かわききった荒野の中。 ある日、一人の旅人が通りかかった。もう死ぬ直前だった。体中がひからびていた。旅人はこしにつるしていた剣をぬいた。気力をふりしぼってサボテンに切りつけた。ざっくりと割れた傷口からおどろくほどの水が流れた。旅人はサボテンの水を飲んだ。そして、再び旅を続けた。 あのときの風がまたふいてきた。 「ばかだな。君は何もしないのに、切られてしまったじゃないか。」 サボテンはあえぎながら答えた。 「ぼくがあるから、あの人が助かった。ぼくがここにいるということは、むだじゃ なかった。たとえ、ぼくが死んでも、一つの命が生きるのだ。生きるということ は助け合うことだと思うよ。」 サボテンの傷口はやがて回復した。信じられないほどの気力で立ち直った。 砂ばくは全くかわいているように見える。でも、水はどこかにある。サボテンは、ほんのかすかな水を体にためて、さりげなく立っている。見たところは砂まみれだが。 ある日、おどろくほど美しい花がさいた。だれ一人として見る人もなかったのに。 |