ニジュウヤホシテントウ

画像1 画像1
通学路の路傍に咲く、ナス科の野草にたくさんのテントウムシがいます。
ニジュウヤホシテントウ。ナス科の植物を好んで食べるので、トマトやピーマンが食い荒らされることも。
ナス科の野草には毒のあるものが多いのですが、それを食べる昆虫にとっては平気みたいですね。
そもそもテントウムシは作物や園芸植物を食い荒らすアリマキなどを食べてくれる肉食性の昆虫ですが、ニジュウヤホシテントウたちは草食に特化したなかまです。
登下校時に見かけたらナス科の花と一緒にじっくり観察してみてくださいね。

午後の登校

画像1 画像1
登校完了です。

下校風景

画像1 画像1
午前の部の生徒たちが下校していきます。
来週からはいよいよフルタイム授業ですね!

アユ

画像1 画像1
アユの入った新しい水槽が展示されています。
泳ぎが速すぎて上手く撮れません!

先生がおすすめする本

最近、休日の私は我が子と一緒に公園に出かけ、昆虫を採っています。モンシロチョウやトンボを捕まえることは多いのですが、なかなかアオスジアゲハを捕まえることができません。
チョウはフラフラと浮遊しているように見えて、一定の飛行ルートを持っています。
一見すると無目的な飛び方だと感じますが、きちんと意味のある行動をとっているのです。
つまり、全ての動物たちの行動には意味があるということなのです。
…前置きが長くなりましたが、本の紹介です。
『ソロモンの指輪』(著:コンラート・ローレンツ/訳:日高敏隆/出版:早川書房)
筆者は動物行動学者であり、ノーベル賞を受賞しています。
ローレンツは動物の行動にはどのような意味があるのかについて徹底した観察を行いました。
カモの子どもが親ガモの後ろについて行く映像を見たことがある人は多いと思いますが、この仕組みを解明したのがローレンツ博士です。この仕組みを解明する過程は、もちろんこの本の中に詳しく書かれています。
非常にわかりやすく書かれており、中学生でも十分楽しんで読めます。(訳者は日本における動物行動学の第一人者である日高敏隆さんです)
タイトルの「ソロモンの指輪」とは、身に付けることで色んな動物と話すことができるという伝説上の指輪です。
ローレンツはこのタイトルに、「そんな指輪なんか無くても、徹底した観察と考察により、動物たちが考えていることは(ある程度)分かるんだよ」というメッセージを込めたのではないでしょうか。

来週からは学校にもほぼ今まで通りの日常が戻ってきます。クラスや部活などで人と接する機会も増えます。
ローレンツ博士のように相手を見つめ、相手の立場で考えることで、周りの人達の言動に意味を見いだし、そして理解を深めることができるのではないでしょうか。

3年国語科 田村優士
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

行事予定表

連絡文書

学校協議会

学校評価

調査結果等