いじめについて考える日
7月1日は「いじめについて考える日」と設定し、防止と根絶に向けて学校全体で取り組みました。
全校朝会の校長先生のお話のなかで、3つの課題が挙げられました。 1.いじめがどうしてだめなのかを考える。 2.いじめをなくすために、学級でどんなことができるかを考える。 3.もし、いじめがあったら学級でどうするのかを考える。 学級では道徳の時間やホームルームを活用して、いじめはいつでも、どの子にも、どの学校においても起こりうるという認識のもと、自分や友だちの心を深く傷つけ、生命をもおびやかす許されない行為であることを確認しました。 そして、いろいろなステキな個性が集まる学校や社会では、お互いのことを認め合い尊重し合える気もちの大切さについて考えました。 いじめは、加害、被害、傍観に関わらず、すべての人が傷つく許されない行為であるという考えのもと、いじめられた友だちをみんなで守るという姿勢をもつことが大切です。 今後もこれらの姿勢のもと、いじめの防止と根絶に向けて取り組んでいきたいと考えています。 校長室の窓vol3「自尊感情を育む言葉」「自分を好きになる」、「自分を大切に思う」、そして、「自分をかけがえのない存在」だと感じることができれば、自尊感情は育まれていると言えます。 子どもたちと毎日、接している私たち大人は、上図にあるように「ミホさん」と「カヨさん」を意識することが大切だと思います。「ミホさん」と同時に「カヨさん」の表現ができれば素敵ですね。 例えば、お家で片付けや掃除が上手にできたとき、「ほんとにきれいになったね」と認めながら、「掃除をしてくれて、すごく助かったよ」と感謝する。 お家でご飯を残さずに食べたとき、「よく頑張って食べたね。」とほめながら、「私が作ってくれたご飯を食べてくれて嬉しい」と喜ぶ。といった具合です。 「校長先生、そんなこと言っても、叱ることもいっぱいありますよ。」という保護者の皆さんの声が聴こえてきそうです。そうです。たくさん叱ることもあります。私自身も自分の子どもをよく叱ります。そして、叱った後に「ちょっと言い過ぎたかな」と反省する日々を過ごしています。 私は「子育て」って、ほんとうにたいへんで難しくて、そして楽しいなあと感じています。これからも、皆さんと一緒に「教育」や「子育て」について、学んでいきたいと思います。今後とも、よろしくお願いします。 今日、本校では「いじめを考える日」として、各学級でいじめについて学んでいます。 次回の校長室の窓vol4は、「いじめについて」です。 7月3日の配信を予定しています。 大阪市立北津守小学校 校長 辻 信行 プール開き♪昨日までのジメジメがウソの様に今日は朝からさわやかな風が吹くなか、絶好のプール開き日和となりました♪ 少人数での実施のため、5年生、6年生ともにそれぞれ別々の時間での実施となります。 泳力向上をめざしてがんばりましょう! 歓迎の演技♪(2年生)今年度は、感染症拡大予防のため、例年のようなお祝いができないこともあり、通常授業再開後、2年生がひそかに練習を重ねていました。 ひそかにとは言いつつも、教室から元気な声が聞こえていたので、何となく1年生も気づいていたようですね(≧▽≦) 少し緊張気味でしたが、大きな声で発表することができました。手話を用いての「小さな世界」はとてもステキでした♪ 最後はみんなで身体全身を使ってのじゃんけん大会で盛りあがりました! 校長室の窓vol2「自尊感情と学力」さて、今回は、「自尊感情と学力」についてお話したいと思います。昨年度の全国学力学習状況調査の結果によると、自尊感情の高い児童ほど国語科と算数科の学力調査結果が良かったというデータが示されています。(上図を参照してください。) 「自分にはよいところがある」と思っている児童とそうでない児童との間には、国語科も算数科も約10ポイントの差がありました。自尊感情を育むことで、学力に良い影響がありそうですよね。 校長室の窓vol1で、自尊感情の高い子どもは、 ・「自分の長所や短所もありのままに受け入れられる」 ・「自分の失敗を受け入れられる」 ・「失敗を恐れず、前向きに取り組むことができる」 などの長所が見られると書きました。そのような長所が、学力結果に結びついているのかもしれません。 では、自尊感情を育むために、子どもたちにどのような言葉をかければ良いのでしょうか。校長室の窓vol3「自尊感情を育む言葉」で、お話したいと思います。 校長室の窓vol3「自尊感情を育む言葉」は、7月1日(水)に配信予定です。 北津守小学校 校長 辻 信行 |