今回は燃焼の仕組みのまとめです。教科書18〜19ページも利用してください。
前回 実験で分かった通り、燃える前 と 燃えた後の 空気では
酸素がおよそ3%へり、二酸化炭素がおよそ3%増えることがわかり ました。
たった3%の変化で、空気の性質がずいぶんと変わることを まず 分かりましょう。
実はもっと少ない変化で、私たちの命にかかわる気体があります。
火事の時や、密閉(みっぺい)された場所でものが燃えるときに、酸素が少なくなるために 二酸化炭素に変わって出てくる気体があります。それは一酸化炭素です。
一酸化炭素が 空気の中でわずか0.005%(=50ppm(ピーピーエム))増えるだけで、私たちは意識がたもてなくなり、運動ができなくなってしまいます。その結果、命を落とすこともあります。
(火事の時に、いきおいよく息を吸わないようにハンカチで口を押える理由は、この気体を吸わないようにするためです。)
空気の成分は、このように 私たちの生活に 大きな影響(えいきょう)を与えることも 知っておいてくださいね。
(2学期に予定している学習で、空気の成分が今のようになった理由についても お話しする予定です)
燃焼の仕組みを知ることは消化の仕組みを知ることにもつながります。その話は次回のホームページでお伝えすることにして・・・。
今日は、学習の最後にいつものパソコンを使った
自習を用意しました。パソコンなどの環境が準備できる人は、このリンクから、NHKの電子黒板のページを使って、いつもの通り、自習をしてみましょう。(色の変わっているところをクリックまたはタップしてNHKのページに移動。燃焼の仕組みの「自習」をしてみましょう。)