〜踊育（だんいく）キャリア教育プログラム〜

だんじり祭りの龍踊りをダンスに取り入れることに挑戦します。
講師や先生に教わるだけではなく、グループ学習として自分たちで作り上げていく活動です。


【学習活動のポイント】

・自分のアイデアや意見を仲間に伝える。

・仲間のアイデアや意見をしっかりと聴く。

・仲間の意見に反応する。
　→「イイね！」「こうしたらもっとイイね！」
　→反対する場合は、反対する理由も伝える。

活発な意見交流が行われ、オリジナルのダンスを完成させていくグループもあれば、話し合い活動がうまくいかず、時間内にまとめられなかったグループもあります。
まだ小学４年生、上手くいかなくて当然です。
その都度、先生や講師の方にフォローされ、気持ちを前に向けている様子でした。
このように、まわりの人との関わりや自分の役割を考えながら行動する活動を通じて、様々なことに気付き、より良く生きていくことに役立てる学習が、学校で推進している「主体的対話的で深い学び」です。

〜龍踊り、だんじりの歴史の授業〜

細田町地車保存会の方を講師に迎え、私たちが住む地域のだんじりが、どのように誕生し現在へと引き継がれているのかを学習しました。

・加美のだんじり祭りは、３０年前に、若者が真っ直ぐに成長して欲しいという細田町地車保存会の皆さんの想いで始まった。

・細田町のだんじりは、和泉市池上町からやってきた。

・だんじり祭りは、沢山の人の協力で成り立っている。

・だんじりを動かすには、チームワークが大切。

・龍踊りは、龍が玉を持って遊んでいる動きを表現している。


今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、だんじり祭りを実施することができないようです。祭りの復活を祈っています。

加美東小学校では、キャリア教育を通して知的好奇心を高める授業を探求するということを、今年度の研究テーマとして取り組んでいます。
４年生では、「踊育（だんいく）キャリア教育プログラム」として、ダンスのインストラクターを講師に迎え楽しく身体を動かすとともに、地域の伝統的な文化を学びながらダンスとの融合を図る活動に挑戦しています。

６年生は、家庭科の授業でマスクケース作りをしています。
給食を食べる時などに、自分のマスクをしまっておくケースです。
６年生の子どもたちは、自分の名前などの刺しゅうを入れていました。

５年生が稲植え体験をする前日の夕方…
先生にあいさつに来ていた卒業生（中学１年生）が、土をバケツに入れる作業を準備を手伝ってくれました。
今も「加美東小SDGs」を実践している卒業生は、本当に立派です。
これも青春！
ありがとう、卒業生のみんな(*^▽^*)