2年生 理科炭酸水素ナトリウムの熱分解。「最近はよくお掃除にも使われている、重曹のことです」と授業の中で話されているように、色々なところで販売されているのを目にします。 新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、実験を止めていましたが、「夏休み明けには実験しましょう」と話されていました。 冷房のない理科室、真夏日の実験は集中力が欠けると危険なので、夏休み明けをお待ちくださいね。それまでに授業で充分知識を蓄えておいて、安全かつ確実に実験操作できるようにしておきましょう。 ★今日の給食★ICT研修会授業の合間を縫っての研修会で、少しずつではありますが、着実に配信に向けての教員のスキル向上を進めています。 リモート配信による全校朝礼早朝からの事前の準備では万全の状態であったにもかかわらず、本番になって信号が途切れ、配信が滞り、開始まで15分近くかかりました。 リモート配信を活用した教育活動のためには、学校の通信環境の充分なインフラ整備が望まれるところです。 地衣類コケのように見えますが、地衣類という生物で、分類的にはキノコのなかま菌類と同じグループです。 キノコが野菜売り場にあるから、菌類は植物のなかまに思われがちですが、むしろ我々動物のほうに近い生物です。 コケに似ているので、日本では「〜ゴケ」という名前がついている種が多く、コケ植物と同じところに入り乱れて生活していることも多いので、普通はコケと思ってしまいます。でも、色を意識してみると、植物は黄緑から緑色であるのに対して、地衣類は薄い緑色(灰緑色)なので、ちゃんと見分けがつきます。木の幹についてる灰緑色のものは大体地衣類です。今度外出したときに見つけてみてくださいね。 地衣類とコケ植物は見かけが似ているだけでなく、光合成もします。植物じゃないけど光合成できるのは、身体の中に緑藻類という植物性プランクトンを住まわせているからです。 そもそも植物もまた、大昔に細胞の中に葉緑体という光合成細菌を取り込んで光合成できるようになりました。 生物は長い歴史の中で、色々な生物を取り込んだり、侵入されたりしながら、共生することで多様に進化してきました。我々ヒトは生命誕生から現在まで、どんな生物や遺伝子と共生してきたのでしょうね。 3年理科 安東宏 |
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