社会科の吉田です!
2月の末の休校措置が発表されたころは、現在の状況は想像していませんでした。現在でも先が見えない状況が続いています。それでも日々、1学期がスタートしてからの授業や、学級のことを少しずつ準備して過ごしています。
また、この休校期間という時間を無駄にせず、今起きていることを、いろいろな角度から考え、とらえていこうと思っています。 さて、イタリアで新型コロナウイルス感染症の感染が広がって、休校だけでなく人々の外出制限が出されたころ、イタリアのある高校の校長先生が生徒たちに発したメッセージが話題になりました。 『せっかくの休みですから、散歩したり、良質な本を読んでください。体調に問題がないなら、家に閉じこもる理由はありません。マスクは体調が悪い人たちに必要なものです。最大のリスクは、社会生活や人間関係の荒廃、市民生活における蛮行です。見えない敵に脅かされた時、人はその敵があちこちに潜んでいるかのように感じてしまい、自分と同じような人々も脅威だと、潜在的な敵だと思い込んでしまう、それこそが危険なのです。』 素晴らしいメッセージだと思いましたが、下線部などは必ずしも正しいとは言えなくなってしまいました。 しかし、『私たちが持つ貴重な財産である人間性と社会をしっかりと守っていきましょう。』という最後の部分は、大切な部分だと思います。 日々、準備をしながら学校の再開を待っています。 吉田 孝明
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