人にやさしい学校・人にやさしい緑中生であろう 個性の違いを認め、思いやりのある心を育もう 

今日の給食(7.9) すいか

*今日の献立は「おさつパン、牛乳、かぼちゃのミートグラタン、スープ、すいか」でした。

 すいかは英語で「watermelon」と呼ばれる通り、90%以上が水分です。体を冷やす効果があるため、夏場の水分補給にふさわしい果物です。(植物としての分類は野菜ですが、栄養学上では果物に分類します。)
 果肉の赤色はカロテノイド色素のカロテンやリコペンで、抗酸化作用があり老化や生活習慣病の予防に効果があります。糖度が高く果糖が多く含まれるので、冷やすとより甘みを感じることができます。
 都道府県別収穫量は、1位 熊本県、2位 千葉県、3位 山形県(平成30年:農林水産省)で、初夏の九州から出回りはじめ、季節が進むにつれて北へと産地が移っていきます。
 今日の給食では、鳥取県産の大玉のものが中学校2校分で25玉、届けられました。すいかの甘いところは中心部なので、甘さ・大きさ・形がほぼ同じになるよう「秘伝の技」で1玉を64個に切り分けました。
 1年生の教室では、おまけのすいかのおかわりじゃんけんにたくさんの手があがっていました。
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今日の給食(7.8) ゴーヤチャンプルー

 学校給食では、日本各地や世界の国々の食文化にふれることもねらいの一つとしています。今日の献立は、沖縄県の郷土料理「ゴーヤチャンプルー」です。
 「ゴーヤ」はにがうり、「チャンプルー」はいためもののことです。
にがうりは日本では沖縄県や九州南部などで多く栽培されています。ビタミンC、カリウムが豊富な他、カルシウム、マグネシウムなども含まれています。一般的にビタミンCは熱に弱く、加熱すると壊れてしまうのですが、にがうりのビタミンCは加熱しても壊れにくいので、いろいろな料理で楽しめます。(おすすめはてんぷらです!:栄養教諭)
 名前の通り、独特の苦味があるのが特徴で、この苦味成分は、胃液の分泌を促して食欲を増進させるだけでなく、肝機能を高め、血糖値の降下にも効果があるといわれています。夏ばて予防にぴったりの野菜です。
 今日の給食室では、宮崎県産のにがうり約15kgを使ってゴーヤチャンプルーを作りました。苦みを抑える効果のある「かつおぶし」をかけておいしく食べれるように工夫しました。
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今日の給食(7.6) たこ

*今日の献立は「黒糖パン、牛乳、チキンレバーカツ、ケチャップ煮、たことキャベツのバジルソテー」でした。

 みなさんは「半夏生(はんげしょう)」を知っていますか?半夏生とは、夏至の後、7月2日頃(今年は7月1日)からの5日間をさします。「田植えは夏至から半夏生までの間に終わらせる」と農作業の大切な節目とされています。(半夏生という名前は、この頃に生えてくる「半夏(はんげ)」という植物が由来とされています。)
 関西では、半夏生にたこを食べる風習があります。田植えが終わったこの時期に「田んぼの稲がたこの足のように大地にしっかりと根付くように」という願いがこめられていたようです。
 また、たこには「タウリン」が豊富にふくまれていることから、暑さによる疲労回復も願って食べていたのではないでしょうか。これからの季節、たこのタウリンパワーで蒸し暑い夏を乗り切ることができるといいですね。

 給食では、スライスしたたことキャベツをいため、塩・こしょう、うす口しょうゆで味付けし、バジルで香りをつけました。バジルはイタリア語でバジリコと呼ばれる、イタリア料理には欠かせないシソ科の香草です。
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今日の給食(7.3) 献立コンクール最優秀賞作品

*今日の献立は「豚ミンチとニラのそぼろ丼、オクラのみそ汁、冷凍みかん、牛乳」でした。

<学校給食献立コンクール>
 大阪市では食育の一環として毎年「学校給食献立コンクール」を実施しています。小学校5・6年生と中学生が考えた献立が実際の給食に登場します。今日の献立は市内の中学生が考えたもので、昨年度の最優秀賞を受賞した作品です。
 献立のねらいは「疲労回復と夏ばて防止をメインとした夏の献立としてビタミンB1を多く含む豚肉と、その働きを促進し糖質を素早くエネルギーにかえるにら、にんにく、たまねぎを一緒に調理しました。また、オクラのみそ汁で整腸作用、さらにみかんのクエン酸効果によるさっぱり感と疲労回復、夏ばて防止を考えました。」です。食べたらすぐに元気がみなぎるような、とてもおいしいそぼろ丼でした。

 さぁ、緑中学校のみなさん、昨年2学期から給食が始まった緑中学校にも今年は献立コンクールの募集案内が届きました。「こんな献立あったらいいなぁ」「こんな料理が食べたいなぁ」と思ったら、おいしい健康メニューを考えてみてくださいね。
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今日の給食(7.2) チヂミ

*今日の献立は「黒糖パン、牛乳、豚肉と野菜の煮もの、チヂミ、きゅうりの甘酢あえ」でした。

 チヂミは、韓国・朝鮮料理の一つで、その作り方は、日本のお好み焼きに似ています。地方によって、地元の食材を生かしたいろいろな種類があるそうです。
 一般的な作り方は、小麦粉、卵、水、塩を合わせた中に、にらやにんじんなどの野菜、肉、えびやいかなどの魚介類を加え、ごま油を熱したフライパン(鉄板)で薄くこんがりと焼きます。
 給食では、卵、水、小麦粉、じゃがいもでん粉、ごま油、塩、うす口しょうゆ、かつおぶし(粉末)、コチジャンを合わせた生地ににらとにんじんを加えてホテルパンに薄く広げて焼き物機で焼きました。(2枚目の写真)
 一人分はほんの少しだったので、生徒には少し物足りなかったようです。
 大阪市の給食ではチヂミの他にも韓国・朝鮮料理としてビビンバ、トック、プルコギなどを取り入れています。
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